水堀で溺れたオランウータン、飼育員が引き上げ心肺蘇生で命を救う(ベトナム)<動画あり>

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2022年07月02日 21:11  Techinsight Japan

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写真オランウータンに心肺蘇生を行う飼育員の男性(画像は『The Mirror 2022年6月30日付「Hero zookeeper jumps into moat to rescue drowning orangutan and gives animal CPR」(Image: CEN)』のスクリーンショット)
オランウータンに心肺蘇生を行う飼育員の男性(画像は『The Mirror 2022年6月30日付「Hero zookeeper jumps into moat to rescue drowning orangutan and gives animal CPR」(Image: CEN)』のスクリーンショット)
ベトナムのサファリパークで6月24日、屋外飼育場にいたオランウータンが水掘に落ちて溺れ、飼育員の男性に救出された。飼育員の体を張った救出劇はカメラが捉えており、「彼こそヒーロー」との声が多数あがっている。『The Mirror』などが伝えた。

【この記事の動画を見る】

ベトナムのリゾート地、フーコック島にあるサファリパーク「ヴィンパールサファリ・フーコック(Vinpearl Safari Phu Quoc)」で6月24日、来園客が掘に投げた餌を取ろうとしたオランウータンが溺れる事故が発生した。

当時の様子を動画では、オランウータンが水堀に続く坂を途中まで下りたところで脚を滑らせ、水中に転落するのが見て取れる。オランウータンは最初こそ上半身が見えていたが、しばらくすると体が沈みパニックに陥ってもがき始めた。

近くでは別のオランウータンが心配そうに見守っているがどうすることもできず、そのうち落ちたオランウータンは完全に水中に沈んでしまった。

するとそこに飼育員の男性が登場、水堀を囲むコンクリート壁の上からオレンジ色の救命浮輪を投げ入れて水中に飛び込み、沈んだオランウータンを潜って探し始めた。

そうして何度か場所を変えて潜った後、男性はオランウータンと一緒に浮上し、救命浮き輪を掴んで泳ぎ出した。オランウータンは意識を失っており、男性は首の後ろを持って泳ぐとコンクリートの坂に引っ張り上げた。

男性はかなり体力を消耗しているはずだが、坂の上でオランウータンに胸骨圧迫を開始、この素早い行動と機転によりオランウータンの命は救われた。


サファリパークのスポークスマンによると、パーク内には餌を与えないよう呼びかける看板が多数設置されているにもかかわらず、無視する来園者が後を絶たないそうで、このニュースには「餌を投げた人は今後、来園させるべきでない」「オランウータンが助かって本当に良かった。餌を投げ入れた人は名乗り出るべき」「厳しい罰を与えるべき」「これを見ていた子供やオランウータンにとってもトラウマになりそうだね」といった声が多数あがった。


そして一方で、飼育員の男性には次のようなコメントが寄せられた。

「オランウータンは大好き。助けてくれてありがとう。」
「水に沈んだオランウータンはかなりの重さだったはず。よくやった!」
「飼育員の男性が溺れてしまうことだってあったはず。命がけの救出だよ!」
「しっかりと訓練を受けていて素晴らしい。」
「あなたこそ“ヒーロー”だ!」



画像は『The Mirror 2022年6月30日付「Hero zookeeper jumps into moat to rescue drowning orangutan and gives animal CPR」(Image: CEN)』『Metro 2022年6月30日付「Zookeeper saves drowning orangutan and gives it CPR after it fell in moat」(Picture: Central European News)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)

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