前回からの続き。次男ヨウタの反抗期に限界を迎えた私は、家出を決行しました。ビジネスホテルに泊まり、ひとりで過ごす中で、友人らの言葉も借りながら少しずつ気持ちを立て直していきました。そうして月曜日、仕事が終わってからいつも通りに自宅へと戻りました。その後、私の不在を心配していた長男ミツルを出迎えました。
家出をしたことは、決して褒められたことではないと思います。結果的に家出しても子どもたちのことが頭から離れず、家出しないで苦しむのと、家出をして悩むことのどちら楽だったかと言われれば、どっちもどっちかもしれません。
しかしあのときの私にとっては「家出」という選択が最善で、その結果家族が少しずつでも前に進んでくれたように見えたので、良かったということにしておきたいと思います。二度と家出をすることはないとは思いますが、まだまだ続く息子の反抗期、もう一度気持ちをリセットして、子どもとの関係が変わっていくこの時期をしっかりと向き合っていきたいと思います。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・渡辺多絵 作画・まゆか! 編集・木村亜希