池乃めだか、79歳の誕生日にNGKで吉本新喜劇“座長公演” 最年長記録更新「本当に感激しております」

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2022年07月03日 21:11  ORICON NEWS

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写真大阪・なんばグランド花月(NGK)で行われた、池乃めだか吉本新喜劇座長公演後の囲み取材
大阪・なんばグランド花月(NGK)で行われた、池乃めだか吉本新喜劇座長公演後の囲み取材
 お笑い芸人・池乃めだかが3日に79歳の誕生日を迎え、大阪・なんばグランド花月(NGK)で上演している、吉本新喜劇の最年長座長公演に出演。最年長記録を自ら更新した。

【舞台写真】NGKで大きな存在感を示した池乃めだか

 舞台となるのは、山あいにある温泉旅館。番頭(清水けんじ)や土産物屋の親子(内場勝則、山田花子)がドタバタ劇を繰り広げる中、従業員役のめだかが登場すると、客席から割れんばかりの拍手が起こった。清水から“ちっさいおっさん”イジりを繰り出されてボケ倒した後は、花子と力比べのガチンコ対決で笑わせる。

 しかし、勤勉でやさしい顔の裏には、かつてある失敗で、妻と子どもと別れ別れになってしまった悲しい過去が隠されており…。笑いだけでなく、重厚な芝居でも場を圧倒し、演技に定評のある若手座員・伊丹祐貴とともに、ホロリとさせる感動シーンを熱演、大きな存在感を示していた。

 終演後の囲み会見には、めだか、内場、花子が出席。舞台の感想を求められためだかは、「ほかにも頑張ってはる人はいっぱいいるのに、年が上やというだけで、いろいろ企画していただいて……本当に感激しております」と感謝の気持ちを伝えた。公演前は不安もあったそうで「座長ということで変な芝居はできへんし、とゆうてその場の笑いに走ってちゃらんぽらんなことやってたら『ええ年して何してんねん』と言われるかもしれん。何より、お客さんが退屈してはれへんかが心配でね。でも、いいお客さんに連日囲まれて、幸せやったと思います」と振り返った。

 内場は「79ってすごいなと思って。この記録、破れないでしょう。自信ないなあ」「セリフとか覚えてますもんねえ。動けるし、すごいと思いますよ」と大先輩の雄姿に脱帽。花子はめだかとの対決シーンに触れ、「最近、ホンマに勝てるんちゃうかなと思って」と笑顔を見せると、めだかも「オレも負けん気強いから、本気で行って…と思うねんけど、しんどくて(笑)。オチまで早くしてる」と明かした。

 内場から「めだかさんの芝居は、みんな自由にできるから、若い子らはやりやすい」と言われると、「僕らの先輩が後輩に『そんなことしたらこうなるからやめとけ』と言うのをよう聞いてきたし、自分もそんなことを後輩に言ったこともあるけど、今は正解がない。『絶対アカン、売れへん、おもんない』って言ったって、ある時どかーんときたりするからね。上から知ったかで言えないような時代になりました」と答えていた。

 誕生日は毎年、2人の娘家族とともに総勢11人で祝うそうで、今年ももちろん実施予定。めだかは「誰かが誕生日の時は必ずどっかで集まって、ケーキをうちの嫁はんが作って、ハッピーバースデーをやって、プレゼントして。で、最後にケーキのローソクに火をつけて」と恒例行事を説明しつつ、「11人やから、ほぼ毎月誰かが誕生日やし、何やったら重なる月が2回ぐらいある。そのたびにね、お金がね(笑)」と笑わせた。

 33歳で新喜劇に入団した当初は、来る日も来る日も子ども役で、セリフも少なく「毎日、辞めようかな、やめようかなばっかり考えてました」。その後、間寛平との出会いを経て、「新喜劇に残って、このままやっていこう」と決意したのが36、7歳のころだった。当時は、79歳まで舞台に立ち続けているとは思わなかったようで「10年ぐらい前から、そろそろ引退を考えてもいいな、しんどいし…と思い始めたけど、まわりから『いやいや、まだまだ、元気元気』と言われて、それを聞いてるうちに、だんだんその気になってきてる自分がおってね(笑)。で、気がついたらきょうのこの日」と語った。

 毎日、続けていることを聞かれると、毎朝、入浴してストレッチをすることと、万歩計をつけていることを挙げためだか。歩数を稼ぐため、部屋の中を歩くこともあるそうで、内場からは「舞台袖をずっとぐるぐる歩いてるから、徘徊かと思った」と暴露も飛び出した。内場によると、昔から舞台の合間もずっと動いるとのことで、「ビリヤードに行ったりゴルフの打ちっ放しに行ったり。ずっとゲームしてたり、数独やったりとか……バイタリティーはすごいあるなと思います。見習わないとアカン」。花子は「ゲームや将棋をして頭を使っているから元気なのかなと思います」と分析していた。

 来年、80歳の誕生日に、最年長座長公演記録を更新する予定については、「こればっかりは自分で頑張ろうと思っても、神さんが決めることやから」とめだか。続けて「いつどこでどうなるかわからへん。せやから逆に、きょう1日を一生懸命、自分のやれる限りのことをやろうと。1日を終わって、寝て、朝が来て、『今日もまた朝があったな』と感謝しながら……その繰り返しですね」と締めくくっていた。
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