＜言ってはいけない＞【後編】本当に義母に言われました！将来良い姑になるために気を付けたい言葉とは

前回からの続き。将来姑の立場になるかもしれないママたちが知っておいたほうがいい、「お嫁さんに嫌われる、言ってはいけない一言」がママスタコミュニティに集まりました。出産や育児などのセンシティブな話題や、いろいろな人や時代と”比べる”ことは要注意！　と警告してくれたママたち。今回は、息子と結婚してくれたお相手との”距離感”に注目して、気を付けなくてはいけない「一言」をご紹介します。

いつまでも息子LOVEなその言葉も要注意！

『息子にちゃんと食べさせてあげてる？』

いつまでも”母親”気分が抜けないままでいるのも要注意ですよ！

『うちの息子と結婚できるなんて本当に幸せね』

その言葉、「うちの息子」と「私」を入れ替えてお返ししてあげましょう。

『これ息子ちゃんが好きなのよー、食べさせてあげてね（1人分しかない）』

息子は昔の”可愛い息子”ではなく、”いい年した既婚のオジサン”である現実を見ましょうか。

『息子が稼いできたお金でしょ？』

いいえ、わが家の”家計”のお金です。それが”結婚”というものではないでしょうか？

『（息子と孫に）風邪ひかせないであげてね』

風邪をひかないようにコントロールできるのであれば、どれだけいいことか……。

『わかってあげて、大変なのよあの子（旦那）も』

お嫁さんに”自分（母親）”的な役割を押し付けてはいけません！

『あなたがちゃんとしないから息子、もしくは孫がああなのよ』

息子家族の悪い部分は”すべて嫁のせい”ではありませんから！

お嫁さんは家族？娘？いいえ！「息子の結婚相手」です！

『家族が増えて嬉しい』

『本当の娘だと思ってる』

『「もう嫁子ちゃんは○○家の娘になったんだから遠慮しないでね！」。娘になった覚えはない、母は実母1人だけ』

息子と結婚してくれたお嫁さんに対して、気軽に「娘」と表現してしまうのも要注意なのだそう。もちろん「娘」と言われて嬉しいお嫁さんもいると思います。しかし義両親に「娘」と言われることに抵抗感を覚えるママがいるのも事実。お嫁さんの本心が分からない以上、むやみに「娘になった」という表現を使わない方が無難なようです。

距離感に気を付けて！嫁はあなたの小間使いではありませんから

『GW、盆暮れ正月いつでも「いつ来るの？」』

息子家族が総出で義実家に”行く”ことを”当たり前”に思い過ぎるのは気を付けましょう！

『姑からの「もしもし？」』

つまりお姑さんからの連絡が、いちいちお嫁さんにくるのは……ということですね。主婦業をメインで行っているお嫁さんに連絡すれば、何かと話が早いかもしれません。しかし何でもかんでもお嫁さんに電話する前に、まずは実子である息子さんに電話をするように心がけた方が良さそうですよ。息子だと話が通じない？　いいえ、”そんな息子”に育てたのは紛れもなくお姑さん自身であるということをお忘れなく！

『今から来なさい』

お嫁さんは、呼べばすぐ来てくれる召使いではありません。お姑さんが自ら動くか、「時間のあるときに寄ってもらえる？」と丁寧に尋ねることが大切なのではないでしょうか。

『ちょうど近くを通ったから、寄ってみたのよ』

『今向かってて、もうすぐ着くから（アポなし＋時間の猶予がなさすぎ＋断る余地なし）』

アポなしで息子宅を訪問するのも言語道断です！　息子の家は”息子家族の家”であり”お姑さんの別宅”ではありません。しっかりと節度をもって線引きをするようにしましょう。

『要らなかったら捨てて良いから、全部持って帰って（ゴミ）』

不要物の処分はご自分でお願いします！

ママたちも相当、日頃お姑さんから言われて嫌な思いをしてきたのでしょう。ママスタコミュニティには、たくさんのコメントが寄せられました。これだけの経験をしているのだから、きっと未来のお嫁さんたちは安心だろうなと思っていても、意外と同じことが繰り返され続けているのかもしれません。「自分が嫌だと思ったことは他人にもしない」と頭では分かっていても、忘れてしまったり、悪気なく言ってしまったり……現実は難しいですね。

『何に気をつけようが、姑は嫌われるんだよ。所詮他人だし』

もともと他人である”大人の女性”同士が”家族”になるということ自体、そもそも難しいはず。ときには割り切って考えることも大切なのかもしれません。もちろんお嫁さん本人の性格にもよるとは思いますが、自分が姑になったときにはあまり期待せずに、適度な距離感で付き合っていきたいですね。

文・渡辺多絵　編集・千永美　イラスト・マメ美

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