尾上菊之助、歌舞伎『風の谷のナウシカ』へ意気込み 中村米吉はナウシカ役に驚き「間違い電話かな」

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2022年07月04日 05:00  ORICON NEWS

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写真『七月大歌舞伎』第三部『風の谷のナウシカ 上の巻 -白き魔女の戦記-』の取材会に参加した(左から)中村米吉、尾上菊之助 (C)ORICON NewS inc.
『七月大歌舞伎』第三部『風の谷のナウシカ 上の巻 -白き魔女の戦記-』の取材会に参加した(左から)中村米吉、尾上菊之助 (C)ORICON NewS inc.
 歌舞伎俳優の尾上菊之助、中村米吉が3日、東京・東銀座の歌舞伎座のけいこ場で行われた『七月大歌舞伎』第三部『風の谷のナウシカ 上の巻 -白き魔女の戦記-』の取材会に参加した。

【全身ショット】舞台版『ナウシカ』に挑む中村米吉&尾上菊之助

 宮崎駿氏が描いた長編漫画『風の谷のナウシカ』。深遠なテーマを内包した唯一無二の物語世界は人々を魅了し、原作の2巻目途中までを再構成した映画版と合わせ、日本だけでなく世界中で愛されている名作。2019年には新橋演舞場にて新作歌舞伎として初演され、映画版では描かれなかった部分も含め原作全7巻を昼夜通して上演された。原作の壮大な世界観を再現しながら古典歌舞伎の要素を盛り込み、大きな話題に。今回の上演では、その前半部分の昼の部をもとに、さまざな苦悩や葛藤の中で凛として美しく生きる皇女クシャナの姿をより深く描き、歌舞伎座に初登場する。

 初日を迎え、心境を問われた菊之助は「令和元年に初演をいたしまして、再演をしたいと願っておりました。それがようやく、かなうことになりました。約10日間のけいこだったんですけど、気持ちを1つにして初日に向けて全力でけいこしてまいりました」と感慨を語る。米吉は「皆様に『初日ですが緊張は?』と聞かれて本当に始まるんだな、という気持ちがいたしております。10日間、菊之助のお兄様にもいろんなことを教えていただきました。教えていただけたことが、何よりうれしく、糧になっています」と口にした。

 2019年の新橋演舞場では、菊之助がナウシカを、米吉がケチャを務めた。菊之助は「初演の時に米吉さんがケチャをおやりになった。その時の姿勢が素晴らしかった。役にかける情熱など。ケチャというのは芯の強い女性で、そこをしっかりとらえてやってくださった。七之助さんと再演の時も、という思いもありましたけど、歌舞伎は役柄や演じる人が変わることによってお芝居が深まる。なので、今回は私がクシャナ、前回すばらしかった米吉さんをナウシカに。若い力を借りながら、またこの作品を深めていきたい」と思いを語る。

 米吉は「こんな大きなお役を歌舞伎座でさせていただけるとは思いもよらないこと。ただ、不安と緊張ばかりになりますと、それがお芝居に影響してしまいますし、お客様にも伝わってしまう。最後には宙乗りもございますし、楽しい気持ちでかえっていただけるように自分も楽しむ心を忘れずに」と意気込み。ナウシカ役と聞いた時を振り返ると「間違い電話かな、と思いました(笑)」と明かし、笑わせていた。

 『七月大歌舞伎』は、きょう4日から29日まで。

■『風の谷のナウシカ 上の巻 -白き魔女の戦記-』あらすじ
 文明が滅びて千年。大地は巨大な蟲が蠢(うごめ)き、有毒な瘴気(しょうき)を発する菌類の森、腐海に覆われた。わずかに残った人間たちは依然として争いを止めず、トルメキア王国と土鬼(ドルク)諸侯国連合帝国の二大国が対立。辺境の小国「風の谷」はトルメキアとの古い盟約により、族長の娘ナウシカが戦に向かい、「白き魔女」と呼ばれるトルメキア王国の武名気高き皇女クシャナと行動をともにする。。偉大な先王の血をただ一人受け継ぐクシャナは、周囲に命を狙われ、身代わりとなった母は毒酒のために物狂いに…。部下の信頼も厚いクシャナは戦場に立ち、敵だけではなく味方から張り巡らされた陰謀にも、強い志を胸に戦う。

このニュースに関するつぶやき

  • ワンピやったり、最近は歌舞伎も質が落ちたもんだなぁ〜 伝統より金の時代なんだな
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