村上宗隆、岡本和真、山川穂高…「新生侍ジャパンの4番」が最も似合うのは?

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2022年07月04日 06:00  AERA dot.

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写真最有力候補の村上宗隆
最有力候補の村上宗隆
 昨年の東京五輪で金メダルを獲得した侍ジャパン。有終の美を飾った稲葉篤紀前監督(現日本ハムGM)が退任し、日本ハムの監督を昨年まで務めていた栗山英樹監督が新たに就任。23年3月に開催予定のWBCに向けて、どのようなチーム作りを行うか注目される。


【写真】実績は申し分ない巨人「不動の4番」の豪快スイング
 「栗山構想」の輪郭が見えたのが、初采配を振るう予定だった今年3月の台湾との強化試合だった。新型コロナウイルスの影響で中止となったが、チームの公式YouTube「侍ジャパンチャンネル」に出演した際に招集する予定だったメンバー28人を公表している。


 投手陣を見ると、ロッテ・佐々木朗希、オリックス・宮城大弥、巨人・戸郷翔征の名前が。野手はヤクルト・村上宗隆、巨人・岡本和真、阪神・佐藤輝明、DeNA・牧秀悟らチームを代表する強打者たちの他、外野手でロッテ・藤原恭大、中日・根尾昂が名を連ねていた。


 藤原、当時野手登録だった根尾はプロ入り後に伸び悩んでいた印象があっただけに意外な人選だったが、栗山監督は日の丸のユニフォームを身にまとうことで覚醒のきっかけをつかんでほしいという思いがあったのだろう。


 注目されるのは4番打者だ。東京五輪では鈴木誠也が全5試合で4番を務めたが、昨オフにFA移籍でカブスへ。チームの中心選手としての期待が大きいことから、来春のWBCに出場できるかは不透明な状況になっている。


 その中で新4番の最有力候補がヤクルト・村上だ。交流戦では18試合出場で打率.351、6本塁打、13打点。チームを優勝に導き、MVPに輝いた。打ってほしい場面で勝負強さを発揮することに4番の価値がある。交流戦の本塁打の内容をみると、勝ち越し打が2本、逆転打が2本、サヨナラ打1本と勝負を決める一撃が多い。リーグ戦再開後も絶好調をキープ。


 6月の月間成績は23試合出場で打率.410、14本塁打、35打点と圧巻の数字を残した。シーズン通算で打率.315、29本塁打、78打点。年を重ねるごとに進化を続け、穴がない打者になっている。出塁率と長打率を合わせたOPSはリーグ断トツトップの1.145。22歳の和製大砲は50本塁打を超えるペースで、三冠王も射程圏内につけている。




 巨人の不動の4番・岡本も実績は申し分ない。18年から4年連続30本塁打以上をマークし、20、21年と本塁打と打点の二冠王を2年連続で達成。王貞治以来球団史上2人目の快挙だった。重圧がかかる巨人の4番で広角に本塁打を打ち続けている。巨人の右打者で最年少記録となる25歳10カ月で通算150本塁打に到達。今年4月26日のDeNA戦(横浜)では4番での先発出場が512試合となり、アレックス・ラミレスを抜き単独5位に。三塁の守備の巧さにも定評があり、昨年は自身初のゴールデングラブ賞を受賞している。東京五輪のメンバーには選出されなかったが、日の丸を背負う資格は十分にある強打者だ。好不調の波を抑えて打率がさらに上がれば、さらに怖い打者になる。



 西武・山川穂高はボールを遠くへ飛ばす技術において日本トップクラスだ。18年に47本塁打、19年に43本塁打で2年連続本塁打王を獲得。近年は相次ぐ故障で打撃フォームを崩して不振が続いていたが、今年は見事に復活。24本塁打とタイトル争いで独走し6月26日の楽天戦(楽天生命パーク)で2本塁打を放ち、日本人選手最速の通算697試合で200号を達成した。得点圏打率.316と好機にも強い。


 国際試合では初対戦の投手への対応力も問われる。日本人投手と違って直球も不規則な回転でバットの芯を外してくる投球が多い。栗山監督が新生侍ジャパンの4番に指名するのは果たして――。(梅宮昌宗)


※週刊朝日オンライン限定記事


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  • 成績だけを見たら村上選手だよね。体調の波とかを考えたらまた違ってくるかもしれないけど。
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