バイエルンに所属するドイツ代表FWセルジュ・ニャブリの獲得にマンチェスター・Uとマンチェスター・Cが関心を示しているようだ。3日、イギリス紙『サン』が伝えている。
現在26歳のニャブリはシュトゥットガルトやアーセナルの下部組織出身で、2012年にアーセナルでトップチームデビューを果たした。その後、ウェスト・ブロムウィッチやブレーメンでのプレーを経て、2017年夏にバイエルンに完全移籍。同年夏にホッフェンハイムへレンタル移籍を果たし、2018−19シーズンからバイエルンでプレーを続けている。
これまでバイエルンでは公式戦通算171試合に出場し、64ゴール40アシストを記録してきたニャブリだが、現行契約が2023年6月30日までとなっているものの、クラブから提示された週給20万ポンド(約3300万円)の延長オファーを拒否したことが伝えられており、去就には注目が集まっている。
そんなニャブリに対し、ブラジル代表FWガブリエウ・ジェズスとイングランド代表FWラヒーム・スターリングの退団が噂されているマンチェスター・Cと、エリック・テン・ハフ新監督のもとチーム再建を目指しているマンチェスター・Uが関心を示しているようだ。
バイエルンとしては来年夏のフリーでのニャブリ退団を避けるために今夏の売却も検討している模様で、3500万ポンド(約57億円)程度の移籍金を要求しているようだが、果たして同選手は2022−22シーズンをどこでプレーすることになるのだろうか。