ローソン社長・竹増貞信「沖縄で学んだ“エリア化”の重要性」

1

2022年07月04日 16:00  AERA dot.

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

AERA dot.

写真竹増貞信/2014年にローソン副社長に就任。16年6月から代表取締役社長
竹増貞信/2014年にローソン副社長に就任。16年6月から代表取締役社長
「コンビニ百里の道をゆく」は、52歳のローソン社長、竹増貞信さんの連載です。経営者のあり方やコンビニの今後について模索する日々をつづります。


【写真】好評を得ている沖縄限定のPB商品がこちら
*  *  *


 今年は沖縄県の本土復帰50周年ですね。私たちローソンにとっても今年は、1997年7月に沖縄県に初出店してから25周年という節目の年です。当初は全国展開している商品をそのまま沖縄のお店でも販売していました。転機は2009年、地元でスーパーマーケットを展開しているサンエー社と業務提携してローソン沖縄を設立、一緒に県内での店舗運営を始めたことでした。


 考えれば、沖縄県にはおいしいものがたくさんあり、わざわざ他県から持ち込まなくても地産地消型で商品が作れるし、お客様の大きなニーズもそこにあるわけです。13年からは共同開発商品を販売し、いまではローソン沖縄で取り扱っているプライベートブランド(PB)商品の8割ほどは、サンエー社のお店でも販売してもらっています。


 沖縄限定のPBは「タコライス」「沖縄そば」「うちなーポーク」「沖縄産あおさ」「沖縄ソーキ」など53商品。好評いただいている効果もあり、県内の店舗数は259店と増えました(5月末時点)。




 ローソンでは今年度から「地域密着」「個客・個店主義」を掲げています。沖縄での取り組みの成功はまさにこの通りです。これからは「平準化」ではなく「エリア化」。全国共通の商品も置きつつ、地域密着でそのエリア独自の商品開発やサービス作りを徹底した方が、お客様にご評価いただける。そんなことも勉強させていただいた25年だったと思います。


 実は私、三菱商事で畜産部にいたときに毎月のように沖縄に足を運び、サンエーさんにお肉を買っていただく中で沖縄の食文化についてたくさんのことを教えていただいたんです。その後ローソンに来て、今度はパートナーとしてお仕事ができることに感動しました。これからも共に、沖縄ならではのローソンを作り上げていきたいと思います。


竹増貞信(たけます・さだのぶ)/1969年、大阪府生まれ。大阪大学経済学部卒業後、三菱商事に入社。2014年にローソン副社長に就任。16年6月から代表取締役社長

※AERA 2022年7月11日号


このニュースに関するつぶやき

  • …川崎朝鮮初級学校におにぎり無償配布した件は許さねーからなローチョン(唾棄
    • イイネ!0
    • コメント 0件

つぶやき一覧へ(1件)

ニュース設定