サッカー国際親善試合に乱入した犬、数分で“御用”も観客席が盛り上がる(チリ)<動画あり>

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2022年07月04日 21:11  Techinsight Japan

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サッカーの試合中に乱入した犬(画像は『TNT Sports Chile 2022年6月25日付Twitter「36’ Un invitado muy especial en La Granja」』のスクリーンショット)
これまでにも度々サッカーや野球の試合中にスタジアムに乱入する動物が話題になったが、今度はチリで女子プロサッカーの試合中に犬が乱入し注目を集めた。ゴールがわずか1本と活気のある試合とは言えなかったようだが、犬の乱入によりスタジアムは大いに盛り上がったという。『Newsweek』『The Mirror』などが伝えている。

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チリのマウレ州クリコ県にあるスタジアム「エスタディオ・ラ・グランハ」で先月25日、チリ代表対ベネズエラ代表の女子プロサッカー試合が行われた。これは今月8日から開催される予定の南米サッカー連盟が主催する女子サッカーの大陸選手権大会「コパ・アメリカ・フェメニーナ」を前にした国際親善試合だった。

試合はチリ側のシュートがわずか1本で得点にならず、ベネズエラが終了8分前にゴールを決めて勝利した。全体のシュート数が少なかったせいもあり、『Newsweek』は単調な流れの試合だったと伝えている。ところがこの試合中、1匹の犬が乱入したことでスタジアムに活気が沸いた。

この様子をチリのスポーツメディア『TNT Sports』がTwitterに映像を投稿したところ、55万回超の再生回数を記録して注目を集めた。映像の冒頭は通常の試合の様子が流れるものの、55秒あたりからチリ代表のゴールキーパーであるクリスティアン・エンドラー選手(Christiane Endler)の目の前に黒い犬がお腹を見せて寝そべっている場面に切り替わる。

犬はクリスティアン選手に頭を撫でられて嬉しそうにしており、可愛がってもらったことに満足したのか立ち上がってピッチ内を走り出した。これにはサポーターたちも大喜びで観客席からは歓声が沸き起こった。犬はその歓声に応えるかのようにさらにピッチ内を走り回った。

思う存分走り回った犬は、選手たちが集まる場所へやってきて愛嬌を振りまいていたが、とうとうその場で“御用”となった。犬はチリ代表のハビエラ・トロ選手(Javiera Toro)に抱きかかえられ場外に退場させられた。犬が乱入したのはわずか数分だったものの、サポーターの注目をこの犬が見事にさらっていったようだ。そして映像を見た人たちからはこのような声が寄せられた。

「この犬の生涯の中で一番幸せな時間だったかもね。」
「犬が『遊ぼうよ! 早くボール蹴って!』って言いながら走り回ってるみたいだね。」
「犬はスタジアムのサポーターがどんな風に自分を応援してくれるか知りたかったんだろうな。この日、彼は自分の夢を実現したんだね。」


ちなみにチリで、大きなサッカーの試合に犬が乱入したのは今回だけではない。今年5月にもプロサッカーリーグ「プリメーラ・ディビシオン」の試合中に犬が乱入し、ピッチ内で排尿した後その場を去っていったことでスタジアムは大いに沸いたようだ。



画像は『TNT Sports Chile 2022年6月25日付Twitter「36’ Un invitado muy especial en La Granja」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)

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