杉咲花&悠木碧『ぼくらのよあけ』声優に 監督は黒川智之、アニメーション制作はゼロジー

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2022年07月05日 06:01  リアルサウンド

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『ぼくらのよあけ』(c) 今井哲也・講談社/2022「ぼくらのよあけ」製作委員会

 10月に公開される劇場アニメ『ぼくらのよあけ』の声優を杉咲花と悠木碧が担当することが決定。あわせて第2弾ティザービジュアルと第2弾特報映像が公開された。


【動画】『ぼくらのよあけ』特報第二弾


 『月刊アフタヌーン』(講談社刊)にて連載され、日本で最も長い歴史を誇るSF賞である星雲賞候補にもなった、今井哲也の同名SFジュブナイル漫画を映像化する本作。2049年、夏の団地を舞台に、未知なる存在を宇宙に帰す壮大な子どもたちの極秘ミッションが繰り広げらる。


 これまで『思い出のマーニー』『メアリと魔女の花』『サイダーのように言葉が湧き上がる』にて声優を務めてきた杉咲が、本作の主人公で、阿佐ヶ谷団地に住み宇宙とロボットが大好きな小学4年生の沢渡悠真役を演じる。そして、アニメ『魔法少女まどか☆マギカ』鹿目まどか役、アニメ『ポケットモンスター ベストウイッシュ』アイリス役、『君の名は。』名取早耶香役などを演じてきた悠木が、空中を浮遊し悠真の世話を焼く、沢渡家の人工知能搭載家庭用ロボットのナナコの声を担当する。


 監督を務めるのは、『PSYCHO-PASS サイコパス』シリーズの演出や『龍の歯医者』の総演出で知られる黒川智之。脚本を『映画ドラえもん のび太の宇宙小戦争 2021』、『交響詩篇エウレカセブン』シリーズの佐藤大が手がけ、アニメーションキャラクター原案・コンセプトデザインを『LISTENERS リスナーズ』のpomodorosa、アニメーションキャラクターデザイン・総作画監督を『はたらく細胞』の吉田隆彦、音楽をNHK連続テレビ小説『わろてんか』の横山克、そしてアニメーション制作をNetflix『天空侵犯』、『さんかく窓の外側は夜』のゼロジーが担当する。


 公開された第2弾ティザービジュアルには、団地を背に空を見つめる少年・悠真と人工知能搭載家庭用ロボットのナナコが描かれている。「団地発、宇宙行き」というキャッチコピーとともに、団地の屋上には夕暮れの空に波紋を広げる謎の光が確認できる。


 あわせて公開された第2弾特報映像は、宇宙を凄まじい速度で進む“何か”の視点から始まる。悠真たちは、ナナコをハッキングしたその未知なる存在に「私が宇宙に帰るのを手伝ってもらえないだろうか」と協力を依頼され、団地が宇宙空間に浮かんだり、見たこともない光景に興奮する彼ら。子どもたちの極秘ミッションが、今、動き出す。


■コメント
・杉咲花(沢渡悠真役)


【オファーを受けた際の感想】
自分が価値を感じるものを信じ、守り、願い続ける悠真という人物を大切に演じなければと思うと緊張感がありました。


【演じた感想】
アフレコスタジオという極めて静かな空間のなかで、気持ちの変化を感じとりながら演じることの難しさを改めて感じました。ですが、素晴らしい声優陣のみなさまと同じ時間を共にさせていただけたことで、たくさんの発見と感動をいただいた特別な時間になりました。


【ファンへメッセージ】
こどもとおとなの狭間で地団駄を踏む悠真たちにとっての大きな冒険、小さな一歩を見届けられる物語だと思います。儚い出会いや鮮やかなひとときに触れられたとき、きっとあなたも、大切なものを抱きしめたくなるはずです。


・悠木碧(ナナコ役)


【オファーを受けた際の感想】
人ならざるものと人の織り成すお話が大好きなので、オーディションを受けた時からワクワクしていました。
ナナコで合格したと連絡を受けた時は本当に嬉しかったです! とにかくお話が素敵なので、収録の日がとっても楽しみでした!


【演じた感想】
いわゆるロボット系の子を演じる時って、その子がどのくらい高度な文明で作られているかによって、ロボ度が変わるので、さじ加減を調節していきました。
こんな未来があったらいいなぁと思ってもらえる雰囲気に仕上がったんじゃないかと思います!


【ファンへメッセージ】
原作ファンの方も、今から知っていただく方も、きっと楽しんで頂ける作品になっています!
人じゃないもの達が描かれるからこそ、人の人らしさが、いいところも悪いところもひっくるめて、描かれているので、劇場で、体温を感じてもらえたら嬉しいです。


(リアルサウンド編集部)


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