キム・カーダシアン「米独立記念日はキャンセルされました」 コメントに非難の声「ド派手なパーティを中止すれば?」

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2022年07月05日 16:11  Techinsight Japan

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独立記念日のキャンセルを提案したキム・カーダシアン(画像は『Kim Kardashian 2022年6月30日付Instagram「Into the blue」』のスクリーンショット)
キム・カーダシアンが、自身のSNSでアメリカ独立記念日のキャンセルを表明した。先月に米最高裁が下した人工妊娠中絶の権利を覆す判決への抗議だという。この日はキムの他にも、ケイティ・ペリーら多くのセレブ達が女性の権利に関するツイートをしている。

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米国が独立記念日を迎えた現地時間4日、キム・カーダシアンと母クリス・ジェンナーが、それぞれのInstagramストーリーで独立記念日はキャンセルしたと伝えた。

2人が共有したのは、ピンクの画面に黒い文字で「独立不足のため、7月4日はキャンセルされました。親愛なる女性達へ」と記されたものだ。

画像はもともとキャスティング・エージェンシー「The Establishment」の創設者アニタ・ビトン氏(Anita Bitton)が公開したもので、キムとクリスの他にも米女優J・スミス=キャメロンをはじめとする多くのセレブ達が共有した。

この投稿は、6月24日に米連邦最高裁が下した人工妊娠中絶に関する判決への抗議だという。当日、最高裁は1973年に女性の中絶の権利を認めた「ロー対ウェイド判決」を覆し、州による人工妊娠中絶の規制や禁止を容認する判決を下した。これにより各州が独自の法律を制定できるようになり、全米の何百万人もの女性が中絶できる法的権利を失うことになる。

独立記念日には、キムの他にも多くのセレブ達がSNSでこの判決に関する発言をしていた。

米歌手ケイティ・ペリーは、自身のヒット曲『ファイアーワーク』の歌詞を引き合いに出し、女性の権利に関する大胆なツイートをした。

ケイティは「『ベイビー、あなたは花火よ』は10点だけど、アメリカの女性の権利は実際の線香花火よりも小さいのよ」と記した。

米女優ジェシカ・チャステインは自身のツイッターで「私と私の生殖に関する権利から『独立』記念日をお祝いします」と皮肉めいた言葉を記し、両手の中指を立てる写真を添えて抗議した。

セレブ達がこのような投稿をしたことに、SNSでは「もっと大きく声をあげて!」「その通りよ、よくやった!」と称賛の声があったものの、次のような批判コメントも見受けられた。

「カーダシアン家がド派手なパーティをひとつでもキャンセルするのが、環境にとって最良だ。全部キャンセルしてみれば?」
「国家的なイベントを、自分達の意図や考えに合わせて操作しようとしてる。役立たずのセレブ達が『私を見て、考えを聞いて!』という典型的なものだよ。」


なお米最高裁が判決を下した当日には、英グラストンベリー・フェスティバルでヘッドライナーを務めた米歌手ビリー・アイリッシュが、ステージで中絶判決への抗議を表明していた。

画像は『Kim Kardashian 2022年6月30日付Instagram「Into the blue」、2022年7月4日付Instagram』『Jessica Chastain 2022年7月4日付Twitter「Happy “Independence” Day from me and my reproductive rights.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)
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