街山みほ “適当に生きてた慶應大生”がヘアヌード&映画主演にたどり着くまで 【カウンセリング編集長・霜田明寛の女優映画相談所】

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2022年07月06日 01:50  ソーシャルトレンドニュース

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"街山みほ “適当に生きてた慶應大生”がヘアヌード&映画主演にたどり着くまで 【カウンセリング編集長・霜田明寛の女優映画相談所】"

人生の悩みは、すべて映画が解決してくれる。
そう、あなたの出演映画も誰かの悩みを解決するのだ!

こちらは、若手女優のお悩み相談企画。チェリー編集長の霜田明寛が、その肯定型インタビューとも称されるカウンセリング的なインタビュー術で、お悩みを聞き、その悩みに対して、映画で答えていくというコーナーです。さらには、女優の最新出演作を題材に、「その映画を見るとどんな悩みを解決できるか」まで一緒に考えます!彼女たちの悩みの解決の糸口は、彼女たちの生きてきた時代の映画と、彼女たちが出ている映画の中にある!! 久々の今回は、前回と同じく慶応大学出身のアノ方が登場!


2019年の慶応大学在学中に、初グラビアながら“篠山紀信撮影のFRIDAYの表紙”という鮮烈デビューを飾った街山みほさん。昨年発売された初写真集にして初ヘアヌードという意欲作『Scarlet』も大ヒット。今春大学を卒業し、7月に初主演映画『ヘタな二人の恋の話』が公開される。映画女優としてのデビューを直前に控えた街山さんのこれまでの人生や、悩みにチェリー編集長の霜田が迫ります。


 


【街山みほ プロフィール】
1998年生まれ・東京都出身。2019年の慶應義塾大学在学中に、写真家・篠山紀信による撮り下ろしグラビアで、いきなりFRIDAYの表紙に抜擢。その後のグラビアも好評を博し、講談社から発売された「Scarlet」(2021年)「Eden」(2022年)の2冊の写真集はともにヒット。今年7月、生きづらい世の中を懸命に生きる若者たちの恋とセックスを描くレーベル「マヨナカキネマ」第1弾『ヘタな二人の恋の話』で映画初出演・初主演を飾る。You Tubeも話題を呼んでいる。


【霜田明寛 プロフィール】
1985年生まれ・東京都出身。早稲田大学在学中に執筆活動を始め、23歳で『パンチラ見せれば通るわよっ!―テレビ局就活の極意』を出版。その後も書籍・雑誌を中心に活動を続け、2019年に発売された4冊目の著書『ジャニーズは努力が9割』(新潮新書)は3万部のヒットに。執筆活動以外にも、企業での講演や、映画イベントなどを中心に司会も務めている。SBSラジオ(静岡放送)『IPPO』準レギュラー。

 

■“適当に生きてた女子大生”がグラビア&女優デビューするまで


霜田:まずは映画女優デビュー、おめでとうございます!


街山:ありがとうございます! 私、自分が仕事をしているのは、私の物語であり、街山みほのドキュメンタリーを描くようなものだと思っているんです。それでいうと、今回の映画デビューは私の2回目のターニングポイントだと思っているんです。


霜田:是非、今日はそのドキュメンタリーをお聞かせ頂ければ嬉しいです! ちなみに1回目のターニングポイントは何だったという認識なんですか?


街山:篠山紀信さんに初めてのグラビアを撮ってもらったときですね。当時は大学2年生で、本当に何の目的もなく生きていた時期だったんです。そもそも、女子大生っていうだけで、周りからも多少はチヤホヤされるじゃないですか。そこに満足していたし、このまま適当に卒業して、適当に就職して、適当に誰かと結婚するのかなあ……と思ってたんです。



霜田:そもそもそんなコがなぜ芸能界へ?


街山:事務所のスカウトの人に声をかけられて『今はまだかわいくて若いからいいけど、そのままにしてたら、ただそれだけの人生だよ』って言われて。カチンともきましたが、正直、適当に生きてた自覚はあったのでグサッともきて。それで『じゃあ後日、お話聞かせてください』と言って事務所に入りました。それでもまだ最初の撮影の前は、ちょっと撮ってもらえればいいかな、みたいなミーハー心もありました。


霜田:ということは、最初の篠山紀信さんとの撮影で何か変化が?


街山:篠山さんの前ですべてを脱ぎ捨てたときに、なんだかとっても開放的な、今まで感じたことのない高揚感に包まれたんです。裸一貫で“街山みほ”という存在として生きていこうと思えたときに、これまでの自分が持っていたブランドとか肩書きとか全部脱ぎ去ろうって思えたんですよね。


霜田:最初にその覚悟ができたのがすごいですよね。じゃあ最初の撮影から大満足だったんですか?


街山:いえいえ、最初の撮影は泊まりのロケだったんですが、帰りの事務所の車の中でギャン泣きしちゃいました。終わった安心感と、もっといけたんじゃないかという悔しさだったんですかね……。グラビアって表現者のするお仕事だと思ってるんですけど、もっと自分なりの表現・篠山さんを驚かせられるような表現ができたんじゃないかな、と思って。そこで『私、もっとカメラの前に立ちたいので、これからもこの仕事やりたいです』と伝えたんです。今年で仕事を始めて4年目になりますが、まさか女優として仕事もできるとは思っていなかったので、本当に奇跡のように感じています。


■喋り方がバカそう?


霜田:芸能界のスタートの頃のお話が聞けたところで、ここからは今の街山さんのお悩みを聞いていければと思います。


街山:2つあるんですけど……まずは私、話し方がバカそうに見えるんです。



霜田:失礼ながら、You Tubeを拝見したときはそんな感じもしなくもなかったですが(笑)。でも今日はそんな感じはしませんよ……!


街山:今日は作ってます。You Tubeは素なので、スイッチを入れないとああなっちゃうんですよね。



霜田:今日も作らないでください!(笑)仮にバカそうに見えたとしても、街山さん慶応大学卒ですよね……。


街山:はい、でも中学校時代は遊んでました。小学生の時点で、中学校の基礎系の問題は全部やり終えていて。だから中学に行く意味を感じられなくて。定期テストはちゃんと受けてたんでサボってても何も言われなかったんですけど……


霜田:サボれる理由がめちゃめちゃ頭いいじゃないですか!ちなみに大学生活はどんな感じだったんですか?



街山:大学は最初で失敗をしてしまって……。初日が大事だなと思って、気合を入れて結構キメた雰囲気でいったんですが、留年生だと思われてしまって。同級生に敬語を使われたり、気を遣われたりで、うまくいきませんでした(笑)。大学に入ったら無条件で青春できるものだと思ってたんですが……。


霜田:若いだけじゃどうにもならない、と言われる1年前に、若く見られない経験をしてしまっていたんですね……。


街山:若いから許されることに甘えて生きているところは今もまだあるので……だから話し方を変えて説得力を持ちたいんですよね。でも、バカっぽい感じも残してはおきたい(笑)。



霜田:それも魅力のひとつですもんね(笑)。街山さんの悩みは、スイッチを入れたときに説得力を持つ話し方ができればいいということなので、その処方箋となる映画を紹介します。『帰ってきたヒトラー』という映画がありまして……



街山:あっ、前半だけ見ました……タイムスリップするような話ですよね?でも途中で寝落ちしちゃってそのままです(笑)


霜田:そうです!ヒトラーが現代にタイムスリップして……たぶんもうちょっと見ると、テレビでブレイクしてどんどんと現代の民衆を扇動していくようになると思います(笑)


街山:じゃあ上手な喋りが見られるってことなんですね!


霜田:そうなんです!それこそ最近“論破”みたいな言葉が流行ってますが、相手のことをすぐ否定したり、論破はできるけど嫌な喋り方も反面教師的に学べます。


街山:続き見てみます!


■いい年こいて、運命を信じちゃダメ?


霜田:もうひとつお悩みがあるということですが……


街山:私、いい年こいて運命を信じちゃってるんです。どこかに絶対運命の相手がいるはずだと、未だに思っているんです。



霜田:えっ、街山さん24歳ですよね!? 運命信じちゃダメな年なんですか?


街山:まあ、地に足つけて恋愛する年になっちゃったのかな、って思うんですよね。周りには、ちゃんと現実を見なさいって言われますし。周りは社会人になって、ちゃんとした会社員だと9時に会社に行って17時に帰るような生活をしているけど、私は違う。ちゃんとした人はちゃんとした恋愛をしてるんだろうな、ってイメージが強くて。このままでいいのかな、という不安と、いつか運命の人が現れるはず、と信じる気持ちが入り混じっています。



霜田:では、この世界には絶対に運命の人がいる、と信じられる映画を紹介します。『猟奇的な彼女』を見てください!



街山:タイトルだけ聞いたことあります!


霜田:劇中で『運命は努力した人に偶然という架け橋を与えてくれる』という台詞が出てくるんです。運命っていうと、決まってるから何もしなくていいと思いがちじゃないですか。


街山:そうですね。突然降ってくるイメージというか、私も白馬の王子様を待っているところがあります。


霜田:でもこの映画を見てこの言葉を聞くと、自分が努力することで、偶然の橋がかかって、運命自体もいい方向に変わっていくんじゃないかって思えるんです。


街山:素敵な言葉!やっぱり自分から努力したり行動を起こしていかないと何も変わらないってことですよね。観て、ちょっと努力します!


■メンヘラ女性を演じて、感情移入できた部分


霜田:ここからは街山さんの初主演映画『ヘタな二人の恋の話』の話をしながら、この映画も誰かの悩みを解決するはずだ!という観点で話をしていければと思います。演じた役と街山さんは少し重なるところもあるのでしょうか?



街山:オファーを頂いたタイミングで、監督と打ち合わせをしたんです。初めてだったんですが、そのときに私は恋愛したらどんなタイプかとか、感情が昂ぶることもあるとか、色々お話させてもらったんです。それがこの作品に繋がっているので、だいぶ等身大の私を切り抜いてもらえたかなと思います。もちろん、重なるかと言われれば、ほんの少しですが(笑)


霜田:だいぶヘビーな役ですもんね(笑)。それにしても街山さん、メンヘラの演技うますぎませんか!? モノ飛ばすところの迫力とかは色々と過去に見てきた女性たちがフラッシュバックしました……。



街山:頑張ってメンヘラにならなきゃな、とは思いました。言葉で伝えるのが下手な役なんだな、とは思ったんですが、彼女自身は何かを一生懸命伝えたいんです。だから手が出ちゃったり、お水をバッシャーンってやってしまったり……。2回そういうシーンがありましたが、1発取りで、楽しかったです(笑)。『もっと愛してよ!』って叫ぶ部分とかは、女性ならではの気持ちのように感じて、感情移入しやすかったですね。


霜田:他にも感情的にわかるな、とか自分と重なるなという部分はありましたか?


街山:私、ドブみたいな私生活をおくっていて……


霜田:えっ?(笑)たしかに、この作品の主人公もドブみたいな生活ではありますが……



街山:ドブは言い過ぎました(笑)。そんなにキラキラとはしていなくて。コンビニのワインの中にも安くて美味しいものが結構あって、お酒が好きなんで、よく家でひとりで飲んだりしているんです。お酒を飲みながら、もう全部が面倒くさくなっちゃう主人公の気持ちは、よくわかりますね。


霜田:この「マヨナカキネマ」は“生きづらい世の中を懸命に生きる若者たちの恋とセックスを描く”レーベルだと喧伝されてますが、お話していると『ヘタな二人の恋の話』は第一弾らしくそのまま“生きづらい世の中を懸命に生きる若者たち”に響きそうですね。


街山:主人公の男女2人が不器用なんですよね。世の中、気持ちはあるけどうまくいかない恋愛もあるし、やる気があってもなかなか成果がでない仕事もあると思うんですよね。だから、空回りしてたり、生きづらいなって感じてる人に共感してもらえたら嬉しいかなと思います。



霜田:とても実感を持って刺さってくる言葉なのですが、街山さん自身も空回りを実感することがあったのですか?


街山:実は私、デビューしてからずっとコロナ禍なんです。デビューしてすぐ緊急事態宣言になってしまって、延期になるお仕事があると焦ったりもしました。何か始めようと思っても、自分ひとりじゃなかなかできないことも多いですし。でもそんな中でもSNSで発信をするとファンの方たちと出会うことができて。その方々の応援のお陰で“街山みほ”ができあがっているな、と感じたんです。上手くいかないときでも、何かやってみるのが大切で、それが少し人生を変えるんだな、って。さっきの運命の話みたいになっちゃいましたけど、自分の経験からも強くそう思いますね。

写真:勝田健太郎

■作品情報
『ヘタな二人の恋の話』




街山みほ 鈴木志遠 伊藤和哉 大久保雛 小田飛鳥(友情出演) 古藤真彦 川瀬陽太
大下翔生 中嶌駿介 福田優生 北上愛莉 鈴木詩織
監督:佐藤 周 脚本:いまおかしんじ エグゼクティブ・プロデューサー:山口幸彦(キングレコード)
企画:利倉 亮 プロデューサー:江尻健司 撮影:小松嶺介
制作協力:レジェンド・ピクチャーズ 制作・配給:キングレコード
©2022「ヘタな二人の恋の話」製作委員会
公式サイト:mayonaka-kinema.com 公式Twitter @EroticaQueen21
7月1日(金)よりシネマート新宿にて公開 ほか全国順次ロードショー


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