なにわ男子、透明感帯びた7人の心地いい歌声 レコーディング中の“素”の表情でよりエモーショナルな仕上がりに

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2022年07月06日 06:01  リアルサウンド

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写真なにわ男子
なにわ男子

 7月13日に1stアルバム『1st Love』のリリースを控えるなにわ男子。発売に先駆けて、公式YouTubeチャンネルではアルバム収録曲のレコーディング風景を切り取った動画が公開された。6月27日公開の「シンシア」は、1週間ほどで動画再生数200万回にも迫る勢い。続く30日に公開された「Timeless Love」も、現在までに再生数100万回以上を記録している。2曲から聴こえてくる彼らの歌声の魅力と、本動画ならではの姿に迫ってみたい。


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 「シンシア」の冒頭は、譜面台の横に掛けられたモニターヘッドホンを大橋和也が手にするところから始まる。メンバーの服装もキャップをかぶったり、Tシャツだったりといつもとは違う少々リラックスムード。メンバーのまっすぐなエネルギーを感じるフェイクで幕を開け、冒頭から疾走感溢れる音で一気に楽曲の世界へ。


 本楽曲は、大西流星が主演を務める7月3日スタートのドラマ『彼女、お借りします』(テレビ朝日系)の主題歌に起用されている。大西による迷いのない爽やかな歌い出しから始まるAメロ。駆け抜けるようなノリを受け継ぎ、気持ちを込めるようにして目を閉じて歌う長尾謙杜、歌声に加えて表情からも力強さを感じる高橋恭平と続く。それぞれの個性がはっきり出ているものの、素直さを感じる歌声が共通している。


 Bメロからは道枝駿佑、大橋がひときわクリアなハモりを響かせ、そこへ藤原丈一郎のキリっとしたラップが重なることで引き締まる。続く西畑大吾と大西の安定した伸びやかなハーモニーで、サビへと弾みをつける。そんな滑らかに歌いつないでいく様は、スムーズなバトンパスのよう。見事な連携プレーを感じながら、サビからは思い切りのいいユニゾンで聴かせる。「誰かじゃなくて君がいい」というストレートなメッセージに、爽やかさと疾走感あるメロディ。晴れ渡った青空を背に愛を叫ぶような情景が浮かび、7人の歌声が重なるとなんとも心地いい。何層にも重なっているはずなのに透明感と純粋さ、まっすぐさを感じる歌唱は、なにわ男子の持ち味の一つと言えるだろう。


 一方、大橋和也主演のドラマ『消しゴムをくれた女子を好きになった。』(日本テレビ系)主題歌に起用された「Timeless Love」。冒頭から胸がキュンとするようなメロディに、レコーディング中の何気ないメンバーの表情が重なることで、よりエモーショナルに仕上がっている。


 歌い出しは大橋。グループの楽曲を印象づけるハイトーンボイスを武器に、魅力的な歌声を響かせる。同ドラマにも出演する藤原が、優しく包み込むような歌声で続く。2人のぴたりと重なった高音を聴かせたあとは、Aメロで高橋が確かな歌声で楽曲を引っ張る。サビでは7人の声が見事に合わさり、優しいハーモニーを奏でた。このように、2曲ともに違った歌割りで聴かせるこれまた新鮮な“打順”だが、「誰もがセンターに」という、なにわ男子の目指す方向性や攻めの姿勢を楽曲からも感じた。


 歌唱に集中したり、全身で音を感じたり、一生懸命にメッセージを届けようとしたり。歌いながらカメラに向かって何度もリアクションする藤原を見て、その余裕とわずかなタイミングでもファンを思う気持ちに胸が熱くなった。また曲中の〈好き〉というフレーズに感情を込めて歌う西畑、サビ終わりに手を握りしめる大西、思いを込めるようにまっすぐ前を見つめる高橋、コロコロと表情が切り替わる長尾、カメラと目が合うと眉を動かしてみせた道枝、そして穏やかな表情で歌と向き合う大橋。歌詞と連動した動き、ふとしたときに見せる表情、カメラに向かってピースサインをするオフショットのような一コマ、歌いながら傾げた首すら愛おしい。デビュー曲「初心LOVE」の一節に〈君の笑顔ひとつで/僕の鼓動ざわめくんだ〉とあるが、まさにそんな心境だ。


 歌に込める思いや向き合う姿勢、ステージとは違う表情や仕草が見られるのは、今回のレコーディング動画ならでは。これまでレコーディングの様子は特別なタイミングでしか見られないことが多かったが、誰もが視聴できる映像によって、メンバーの姿に心を揺さぶられた人も少なくないはずだ。


 初のアルバムをフルサイズで聴けるまであともう少し。アルバムを通して7人がどんな歌声を届けてくれるのか、なにわ男子ならではの世界が楽しみだ。(柚月裕実)


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