写真 『映画ドラえもん のび太と空の理想郷』（C）藤子プロ・小学館・テレビ朝日・シンエイ・ADK 2023 |
今作の舞台は、誰もが幸せに暮らせて何もかもが完璧な世界、空に浮かぶ＜理想郷＞。大昔から多くの冒険家たちが夢見たアトランティスや竜宮城といった、誰もが一度は想像したことがある夢のようなユートピアを探しに、ドラえもんたちが空をかける大冒険へと飛び立つ。
公開された映像では、今作オリジナルのひみつ道具、タイムワープ機能付きの飛行船“タイムツェッペリン”にドラえもんたちが乗り込む様子が描かれている。
脚本は、『ALWAYS 三丁目の夕日』「リーガル・ハイ」「コンフィデンスマンJP」シリーズなど数々のヒット作を手掛け、2023年放送の大河ドラマ「どうする家康」も手掛けることが決定している古沢良太が担当。映画ドラえもんシリーズ初参加となる。監督は、TVアニメ「ドラえもん」の演出を数多く手掛ける堂山卓見に決定した。
・古沢良太 コメント
近所の友達と自転車に乗って、方角を決めてひたすら進み、知らない街で日が沈み、心細くなって迷いながら帰る。そんな遊びをよくしていた。たしか「冒険」と呼んでいたっけ。
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それらは、大魔境、海底鬼岩城、魔界大冒険といった名作の数々にわくわくどきどきし、のび太たちの冒険への羨望から来たものだったに違いありません。
藤子・F・不二雄先生は間違いなく、僕に創作者へのあこがれを最初に抱かせてくれた方です。
ドラえもんは不世出の天才が遺した偉大な宝であり、それを守り継いできた数多の素晴らしいクリエイターたちの末席に加われるのならこんなに名誉なことはありません。
また冒険に出ようと決め、あの頃の僕らと、今の子供たちのために一生懸命書きました。
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・堂山卓見 コメント
映画ドラえもん第一作「のび太の恐竜」が公開されたのは、僕が生まれた１９８０年のことでした。そんな歴史ある作品に関われるだけでも光栄なことなのに、いきなり監督のお話をいただき、喜びや感激を感じる前にびっくりしたというのが正直なところです。
今回のお話の舞台は大空です。いつの時代も人は空に憧れを抱いてきました。ドラえもんにはたくさんの「空を自由に」飛べる未来のひみつ道具が出てきますが、いろんな乗り物で世界中の空を飛べるようになった現代でも、一つ一つのひみつ道具に詰まった大きな夢はとても魅力的です。
そんなひみつ道具の力も借りながら、数多くの作品で人々を魅了する脚本を書かれている古沢良太さんとともに、映画を観終わった皆様が幸せな気持ちで空を見上げられるような、素敵な作品を作りたいと思います。
『映画ドラえもん のび太と空の理想郷』は2023年3月、全国にて公開予定。
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