子育てには忍耐がいりますよね。たびたび起こす子どもの奇行に加え、不可抗力の現象の数々。親としては「なぜ?」「どうして?」の連続ではないでしょうか。
『子育て中に1番「いやー! やめてー!」ってなったことは何?』今回ママスタコミュニティに寄せられていたのは、自分の子育て史上1番の絶望エピソード。ママの心が一瞬にして、ズタズタにされてしまったエピソードは、どのようなことだったのでしょうか?
子育てあるある!?絶望エピソードを教えて
お子さんが小さいころ、1度は体験しているであろうエピソードが寄せられました。
なんでもかんでも、ぶちまけちゃう!
『小麦粉をぶちまけて遊ばれた』白くてやわらかい砂で遊びたかったのかもしれません。
『新しい油を頭からかぶっていた』よりによって油! 洗っても洗っても、体中についた油はなかなか取れなさそうですね……。その後、これまた手ごわい床掃除が待っています。
『オレンジジュースをテーブルにぶちまけ、そこに笑顔で座っていた』
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『ミルクの缶をぶちまけ、じゅうたんとフローリングがべったべたのザッラザラ』細かくてサラサラな粉ミルクが、じゅうたんの隙間に入り込んで固まってしまったら絶望です。
『ひとりライスシャワー』ひとりお祝いムードの子どもを見てママ絶句。しかしぶちまけ系エピソードのなかでは、片づけがしやすいもののような気がしませんか?
さすがですね〜!画伯(涙)
『白い壁をキャンバスに見立てて、赤いインクでお絵かきしていた』完成した絵を見たママ。絶望のさなか、子どもの才能に気づいたのだとか!
『新築の家に住みはじめて1か月後。白い壁にチョコがついた手でスタンプしていた』新築1か月なら、まだまだ大掃除なんて必要ないはずなのに……。
『床のタイル目地が、紫色のオイルパステルで塗りつぶされていた』
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子どもが静かなときこそ、とんでもないことをしている!
『買ったばかりの巨大ビーズクッションに、ハサミで穴をあけられていた』ある意味これも「ぶちまけ系」ですね。静電気のせいで全身がビーズだらけ、掃除もしにくい。リラックスするために買ったクッションで、苦労することになるとは……。
『緑色の水性マーカーを口に入れていて、垂れたよだれまで緑色だった』小さな子ども向けの水性マーカーで、害の少ないものだったそうですが……。子どもの口から緑色のよだれが垂れていたら、誰もがドキっとしますよね(笑)。このママも急いで対処したことでしょう。
破壊神現る
『買って1か月の液晶テレビを叩き割られた』
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『子どもがテレビに掴まって、そのままテレビがバーンと倒れた』ブラウン管のテレビなら、分厚い造りで多少のことでは倒れなかったはずなのに……。最近の薄型テレビも、子育てママにとっては考えものかもしれません。
『飲み物が入ったコップのなかに、ガラケーを入れられて水没』薄くて小さいガラケーもありましたよね。子どもにとって絶好のおもちゃだったはず。
メガネも被害に遭いがち
『10か月の子どもと寝ているとき、うかつにも枕元にメガネを置いて寝てしまった。朝起きたらうれしそうに、グニャグニャにしていた』お子さんは取り外しができる「ママの顔の一部」に興味津々だったのでしょう。日常生活に欠かせないものなのに、被害にあいやすいアイテムのひとつですよね。
これが現実。子育て中はこんなこともある……
実はママたちから1番多く寄せられたエピソードが「汚いモノ×子ども」のエピソードでした。
トイレも遊び場に
『トイレットペーパーを丸ごと便器に放り込まれていた。何度も何度も水を流し続けていたらしく、トイレも廊下も子どもも水浸し』ほんの少し目を離したのがあとの祭り。ママの発狂とともに、絶望が押し寄せてきます。温水洗浄便座のボタンを子どもに押されて、ビショビショにされた経験もあるのではないでしょうか。
防水シーツの意味ナシ!
『敷布団全体が覆える防水シーツを敷いていたのに、わざわざ畳でおねしょ』
『敷布団と敷布団の間でおもらし』いざというときに重宝する防水シーツ。予想外の子どもの寝相に、まったく意味をなさないことも。わが家の息子たちも、なぜか敷布団と防水シーツの間で寝ていることがあります。案の定、そこでおもらし。なぜ!?
仕方ないとはわかっているけれど……
『家族で胃腸炎。夜中のおう吐祭り』ママだってツラいこの状況。しかし片づけては吐かれ、片づけては吐かれ……。仕方がないことですが、ママは休むヒマがありません。
『車のなかで吐かれたとき』家のなかでおう吐されるのも大変なのに、外出先ではさらにパニックになってしまいそうですね。
さまざまなエピソードをご紹介しました。子どもはこんなことをしてもおかしくないとわかれば、さらに気が引き締まりそうです。しかしともかく、子どもにケガがなくてよかった!
まさに子育ては「やめてー!」の連続ですよね。予想外の行動を起こす子どもに、振り回されることもしばしばですが、きっとときが経てば笑い話になるでしょう。全国のママたち、毎日本当にお疲れさまです。
後編へ続く。
文・吉岡可奈 編集・藤まゆ花 イラスト・マメ美