中村獅童、妻と大喧嘩で公開謝罪「ごめんね。ムキになりすぎちゃって」 長男・陽喜くんにライバル宣言も

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2022年07月06日 15:51  Techinsight Japan

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取材会にて夫婦喧嘩の詳細を語った中村獅童
「超歌舞伎 2022 Powered by NTT」取材会が6日に都内で開催され、主演歌舞伎俳優の中村獅童、その長男・小川陽喜くん、そして澤村國矢が登壇した。8月から全国4箇所で開催予定の同公演についての会見だったが、話が脱線して中村が夫婦喧嘩について明かす一幕があった。

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8月4日に福岡・博多座を皮切りに名古屋・御園座、東京・新橋演舞場、京都・南座での公演を予定している「超歌舞伎 2022 Powered by NTT」。中村獅童の長男である小川陽喜(はるき)くん(4)は、今年1月歌舞伎座『祝春元禄花見 踊』で初お目見得すると、同年4月には「ニコニコ超会議 2022」にて『超歌舞伎』に初出演した。博多座、御園座、新橋演舞場、南座には本公演が初お目見得となる。


その陽喜くんについて中村は「ライバルですから」といきなりライバル宣言。「最近は超歌舞伎の宣伝でバラエティ番組にも親子で出演させていただいているんですけど、カメラはほとんど陽喜の方を向いて、僕はあまり映してもらえない。ちょっと腹立ってますけどね。ライバルです」と言い切った。これに当の陽喜くんは「ライバルじゃない」と否定した。


続けて「陽喜くんのすごいところ」を聞かれた中村は「僕に立ち向かってくるところですかね。僕も大人気ないので本気で喧嘩するときもありますし」と明かしたが、たとえばヒーロー物の主人公を互いに取り合って「何回かそれで陽喜を泣かせちゃってるんで、反省しています」という。「陽喜は喧嘩しても絶対に『パパと寝る』って僕のベッドに来るんですよ。泣かせた後でも『パパごめんね』って先に謝ってくれて、僕の方が子供みたい。そういうところが大人っぽくてすごい」と続けた。

さらに「本気になっちゃうんで、この前もそれで朝から妻と大喧嘩して今もちゃんと仲直りしてないんで、(会場内の)あそこに座っているんですけど、朝っぱらから…あまり言いたくないんですけど、携帯電話とか壊しちゃって」と夫婦喧嘩を告白して、「良くないなと思っていて、この場を借りて妻に、本当に申し訳なかったって」と心境を明かした。レポーターから「(改めて)謝った方がいいんじゃないですか?」と促されると「本当に沙織、ごめんね、この間。ムキになり過ぎちゃって」と謝罪した。その原因は、暑い日に中村が水風呂に入っていたところ次男が来て水遊びになり、中村が水をかけたところ次男がずぶ濡れになってしまったこと。次男は大泣きして母親に泣きついたが、その件を翌朝に注意されたのだという。中村は「指相撲も本気でやりますし、負けてあげるのがイヤなんですよ。『強い者が勝つ』と教えてあげないと」と言うが、妻からは「大人げない」と嫌がられるそうだ。

意外な方向へ展開した会見に、ここで司会者から「『超歌舞伎』の取材会ですので、極力舞台のお話をしていただければ」とお願いされると、中村は「すみません。二人ともライバルなので、気持ちは燃えているので、その気持ちを全部『超歌舞伎』にぶつけていきたい。舞台の上では陽喜に絶対に負けたくないので、本気でいきます」と語気を強めた。とは言え、陽喜くんには「好きなことをどんどんやってすくすく育って欲しい」という中村。陽喜くんが自ら希望して始めた歌舞伎についても「もし途中でイヤになったら止めていい。好きじゃないとできないことだと思う」と陽喜くんの自主性を優先していく方針のようだ。

その陽喜くんは中村との共演は「楽しい」と言い、歌舞伎をしている父親は「かっこいい」という。一方で「七夕にお願い事はありますか?」には「ない」、「将来に何になりたいか」という質問にはとうとう最後まで答えられなかった陽喜くん。また中村が話をしているときにゴンゴンと音を立てていた陽喜くんに、中村が「パパの話、面白くないの?」「はるくんが喋らないからパパいっぱい喋ってるんだよ。足でゴンゴンとやっちゃダメだよ」と注意する場面も。中村は「ママ、なんで(陽喜くんは)こんな今日テンション低いの? どうしちゃったの?」と妻に問いかけて、陽喜くんを「大丈夫? 元気ないね。もう終わりにする?」と心配する様子も見られた。しかし最後のフォトセッションでは陽喜くんも『超歌舞伎』名物のペンライト(サイリウム)を手に、にっこりと笑顔を見せて、カメラマンの呼びかけに応えてあちこちに目線を送っていた。


2016年から上演している『超歌舞伎』だが、「(過去の公演では)お年を召した方も最後にペンライトを振っていた。幅広い世代に最新技術と歌舞伎が融合する舞台を楽しんでいただけると思う」と中村。技術もどんどん進歩していて、今回初めて取り入れる技術もあるそうだ。取材会ではバーチャルシンガーの金字塔として世界をまたにかけて活躍する“初音ミク”によるコメントも紹介された。
(TechinsightJapan編集部 取材・文:関原りあん)
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