グレイヘア、近藤サトさんが明かす芸能界での反応 「いいね!」「黒い方が好き」と賛否両論

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2022年07月07日 07:30  まいどなニュース

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写真近藤サトさん、2011年の黒髪時代(左)と現在のグレイヘア(提供)
近藤サトさん、2011年の黒髪時代(左)と現在のグレイヘア(提供)

 フリーアナウンサーの近藤サトさん(53)は7月1日、自身のYouTubeチャンネル「サト読ム。」を更新。20代から悩んできた白髪を隠さず、初めてグレイヘアでテレビ出演した日のことを振り返り、司会者や共演者たちの反応を実名を出して明かしました。近藤さんはまいどなニュースの取材に対し、「40代で女性性を捨てていいのか」「あなたはいいけど私には似合わない」などの声があったことを打ち明けた上で、当時の心境を教えてくれました。

【写真】「いいね!」「黒い方が好き」本人に意見を伝えた大物2人とは?

直接伝えてくれた2人の有名人

 近藤さんがグレイヘアで初めてテレビに出演したのは2018年、49歳のときでした。「本番前、私のグレイヘアを見て司会の坂上忍さんだけが『サトさん、いいね!』って言ったんですよ。他の皆さまは何もおっしゃらなかった。坂上さんは裏表がない。ご自身の思っていることをズバズバおっしゃる。素晴らしいと思いました」。

 もう一人、坂上さんとは正反対の意見を伝えてきたのは人気プロレスラーの蝶野正洋さんだったそうです。「TOKYO MXでご一緒したプロレスラーの蝶野さんに『僕はサトさん黒い方が好きだな』って言われたんですよ。(そんな意見は)言われたことがなかったからうれしかったです」。相手のイメージを忖度せずストレートに伝える蝶野さんの潔さをたたえました。

たくさん届いた「劣化した」の声にも「想定内でした」

 芸能界での周囲の反応は「目の前に『リアル浦島太郎』が現れた感じ」だったといいます。「ある日突然、白髪になって『何がやりたいんだろうこの人』というとまどいはひしひしと感じました。芸能界でやっていく以上、若く、美しく。現場では白髪の女性が来るより『この人20代にしか見えないんだけど実は45歳!』みたいな人がよしとされていたんでしょうね。私はそれはもういいです、いち抜けますんでよろしく、という感じでした」。

 芸能界だけに限らず、劣化したという意見は「多々いただきました」。といっても近藤さんにとっては「想定内でした。喧嘩上等みたいな。『あっ、古いね』という感じでした」。

 中には辛辣な意見もあったのでしょうか。近藤さんはまいどなニュースに対し「辛辣と感じるようなものはありませんでした。すでに自分自身の基準が変わってしまっており、かつてなら辛辣であっただろう反応も客観的に聞くことができたからです。さまざまな反応をいただき興味深かったです」とした上で、いくつかの実際の声を教えてくれました。

 「例えば、『40代で女性性を捨てることにためらいはなかったか』と質問を受けました。この方は私よりずっと若い方でしたが、ずいぶん古風な考え方だなあと興味を持ちました。また『自分が白髪染をしているとバレる。あるいは疑われる』という声には、私の母をはじめとして多くの女性が思ったようで申し訳なくも感じました。『あなたは似合うからいいけど私には似合わない』。これも多かったです。自分が決して似合うとは思っていませんが、みんながする必要はなく、個人の自由な選択であるのに、私のグレイヘアが話題になったことで、少なからず白髪染をしている人に余計なプレッシャーを与えてしまったのかもしれないと、省みました」

 「似合う、似合わないという主観的な判断というのは、その人が置かれた社会通念や既成概念に強く影響されることがあり、実は個人の独自の考え方でない場合も多いです。体型なども同じだと思います。ですので、私のグレイヘアへの反応というのは、結果的には、現代日本社会にある固定観念をいみじくも反映させたと感じました。例え辛辣な意見だったとしても、私は逆にそれを自分ごととして捉えず、社会現象として捉えていました」

 「ひたすら悩んで悩んでよしと決めたから大概のことは大丈夫。私は私の道を行きますからご心配なくと思える」という近藤さんからは揺るぎない覚悟や自信が伝わってきました。それでもやはり「いいね」の声はうれしかったようで「『私もやります』『私はすでにやってます』『清々しい』などなど。最終的には『サトさんらしい!」と。これが一番うれしかったですね」と賛辞を贈ってくれたファンへ感謝の気持ちを伝えました。

「私がグレイヘアにした3つの理由」

 近藤さんは動画の中で、白髪染めを止めたのには3つの理由があったと話しました。

 1つはアレルギー体質だったこと。長年続けていた毛染めの薬剤が合わなくなり「(皮膚トラブルは)結構深刻でしたね。強く反応してしまいました」。

 2つ目は「もうやめたい」という気持ちが湧き上がったこと。「お金がかかるのはもちろんなんですけど、私自身は若作りをしたい一心で毛染めをしてたんですよ。もう若くないと自分が思ってしまったときに、若作りしたい自分と『もう若くないよ』と言っている自分がケンカし始めちゃった。やっぱり年齢なりに生きていきたいなというと言う気持ちが強くなりました」

 そして3つ目。一番の大きな理由は「ぐっと私の背中を押したのは東日本の震災でした」。震災後、全国的に防災用品の見直しが広まった際、近藤さんも自身の必要な物をそろえ直しました。しかし真っ先に浮かんだのが白髪染めでした。「白髪が3ミリでも出てきたら『あ、バレちゃう』と。誰かにバレてしまうのは困るからと家庭用の白髪染めを買いに行きました」。同時に近藤さんは我にかえります。「ハタと気付きました。何をやってるんだと。多くの人間の生活や命が脅かされている状況のときに『白髪染め?』。自分の浅はかさにがくぜんとしましたね。そこまで白髪染めに私自身が追い詰められていることに気付かされました。『私が私でなくなってしまう』と思ってだんだんとやめていった次第です」

◆近藤サト(こんどう・さと)1968年岐阜県生まれ。日本大学芸術学部放送学科卒業。1991年4月フジテレビ入社。1998年9月同局退社。フリーランスに転身後、テレビ番組のコメンテーターやナレーションなどを中心に活躍。日本大学芸術学部の特任教授も務める。2022年3月、朗読バラエティチャンネル「サト読ム。」を開設。

(まいどなニュース・金井 かおる)

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