アーセナル＆マンUがリサンドロ・マルティネス獲得へ入札競争…アヤックスは約70億円求める

アヤックスのアルゼンチン代表DFリサンドロ・マルティネス獲得に向け、アーセナルとマンチェスター・ユナイテッドの争奪戦が激化している。7日、イギリス紙『デイリー・メール』が報じている。

　報道によると、アーセナルとマンチェスター・Uは同選手獲得に向け、ボーナス込みで移籍金3800万ポンド（約61億円）のオファーを提示（アーセナルは3400万ポンド＋400万ポンド、マンチェスター・Uは3530万ポンド＋270万ポンド）。しかし、アヤックスは両者のオファーを受け入れず。4300万ポンド（約70億円）の移籍金を、マルティネス放出の条件としているようだ。

　なお、選手自身はアヤックス退団とプレミアリーグ挑戦を希望しているとのこと。同選手はアヤックスに対し、「アーセナルもしくはマンチェスター・Uとすぐに合意すること」が、全ての当事者にとって最も有益であると伝えたと報じられている。

　現在24歳のマルティネスは、2019年夏にアヤックスへ加入。2021−22シーズンのエールディヴィジでは24試合に出場した。また、アルゼンチン代表には2019年3月22日の親善試合ベネズエラ代表戦でデビューし、これまでに7試合の出場歴がある。身長は175cmで、本職であるセンターバックの他、左サイドバックやボランチでもプレー可能なマルチロールだ。

　プレミアリーグ挑戦を熱望するマルティネス。降り立つ先はロンドンか、マンチェスターか。それとも…？