日本ハム・田中瑛斗が6回1失点でプロ初勝利「自分なりに粘りながら投げられた」

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2022年07月07日 22:32  ベースボールキング

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プロ初勝利を手にした日本ハム・田中瑛斗
● ロッテ 1 − 7 日本ハム ○
<12回戦・ZOZOマリン>

 日本ハムの田中瑛斗投手(22)が7日、敵地で行われたロッテ戦でプロ初先発。6回まで4安打1失点、4四死球4三振と粘投し、嬉しいプロ初白星を手にした。

 田中は日本ハムから17年ドラフト3位で指名された右腕。19年にプロ初登板を記録するなど順調にキャリアを歩んでいくかと思われたが、21年7月に手術を受け同年オフに育成契約に。今年7月1日に支配下登録され、この日3シーズンぶりの一軍マウンドに上がった。

 2回に同期入団の清宮幸太郎がプロ初の二桁本塁打となる10号先制ソロを放ち援護点をもらったが、直後に山口航輝にソロを打たれ、すぐさま試合は振り出しに。それでも3回に近藤健介と松本剛のタイムリーで2得点、5回にも杉谷拳士と野村佑希の適時打でさらに2得点と、味方の援護に恵まれ勝利投手の権利を獲得。要所を締める投球で6回1失点にまとめた。

 試合後、ヒーローインタビューに応じた田中は「キツい年が長かったので、今日絶対勝つぞ、という気持ちで投げていたのでよかったです」と喜びを噛みしめるようにコメント。「ランナーも出しながらも、自分なりに粘りながらも最少失点で抑えられたのが良かった」と自身の投球を振り返った。

 試合終了直後にはベンチ前で円陣が組まれ祝福される異例の光景も。田中は「たくさん点を取っていただいて、いい守備もたくさんしてもらって、僕のペースで試合を進めることができたのでありがとうございます、と…。次もチームの力になりますと伝えました」と同僚へ感謝の気持ちを伝えたことを明かした。

 7月7日の『七夕』にかけて、どんな投手になりたいか問われると、「ファイターズの先発投手にはお手本となる投手がたくさんいますし、そこに追いつかないといけないし、追い越さないといけないと思っている。エースのような投手になれるようにこれから頑張っていきます」とさらなる活躍を誓った。


【動画】日本ハム・田中瑛斗がプロ初勝利!ロッテ戦のハイライト

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