坂本を欠く巨人打線 阿波野氏からは「遊撃・吉川尚輝」の提案、その理由とは…?

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2022年07月08日 06:50  ベースボールキング

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巨人・増田陸 (C) Kyodo News
◆ 「増田陸の力が必要かなと」

 巨人は7日、本拠地でヤクルトに大敗。

 2連勝でカード勝ち越しは決めたが、同一カード3連勝でヤクルトとの差をさらに縮めることはできなかった。




 この日は先発したマット・ シューメーカーが初回にいきなり5点を失う苦しい展開に。

 直後にアダム・ウォーカーのソロで1点を返し、1−6の5回には代打で登場した増田陸が大ベテランの石川雅規から2ランを放ったが、終盤にリリーフ陣が失点を重ねて3−11で敗戦。同一カード3連勝を逃した。

 試合前には、前日の試合で途中交代となっていた坂本勇人が登録抹消に。腰痛で戦線離脱となることが決まった。



 7日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した阿波野秀幸氏も、「腰痛ということで、すぐには戻って来られないかもしれない」と攻撃力低下に懸念を示す。

 そのうえで、「では攻撃力を上げていくためにはどうすればいいか考えると、やはり増田陸の力が必要かなと」とし、この日代打の1打席で結果を残した若き大砲候補に熱い視線を送る。

 「打撃もそうですが、何と言うか気合いが溢れるようなプレーを見せていますよね。いま目の前にあるチャンスをなんとか掴もうとしている」と、そのガムシャラさを買う阿波野氏。

 今季は一塁での出場が多かったが、「今日は試合の終盤で二塁を守っていましたが、坂本が不在の今、増田を二塁で起用するためには吉川(尚輝)をショートにするという考えもあるのかなと。不安もあるかもしれませんが、今のチーム事情を見ると攻撃力を上げて行きたいところ」と語り、新たな起用法を提案した。

 「ヤクルトを追いかけて、追い詰めて行くためにも、打線に厚みを持たせるような策が欲しいかなと」。シーズン折り返しのオールスター戦を前に、首位・ヤクルトにどれだけ食らいついていくことができるか。原辰徳監督の手腕に注目が集まる。


☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2022』



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