昇格組ボーンマス、トッテナムの23歳DFに関心…レンタルと完全移籍の両方を協議か

ボーンマスは、トッテナムに所属するイングランド人DFジャフェット・タンガンガの獲得に関心を示しているようだ。8日にイギリスメディア『アスレティック』が報じた。

　現在23歳のタンガンガは9歳でトッテナムの下部組織に入団し、2019年9月にトップチームデビューを飾った。2021−22シーズンは公式戦19試合に出場したものの、1月末にひざの手術を行い、シーズン後半戦は欠場した。

　タンガンガは新シーズンに向けてすでに全体練習へ合流しているが、アントニオ・コンテ監督の下で出場機会を得られるかは不透明だ。同監督は昨年11月の就任以降、アルゼンチン代表DFクリスティアン・ロメロ、イングランド代表DFエリック・ダイアー、ウェールズ代表DFベン・デイヴィスを3バックのファーストチョイスとして起用してきた。また、バルセロナからフランス代表DFクレマン・ラングレがレンタル移籍でまもなく加入すると見られており、タンガンガにはし烈なポジション争いが待ち受けている。

　そんななか、3シーズンぶりとなるプレミアリーグ復帰を果たしたボーンマスが、タンガンガの獲得に向けてトッテナムと話し合いを行っている模様。『アスレティック』の“情報筋”によると、両者は現在、期限付き移籍と完全移籍の両方について協議しているようだ。また、タンガンガの動向には、ミランやナポリなども注目しているという。