西武、楽天に連勝し2位浮上 20歳の長谷川が初安打に続きV打、救援陣0封継投

0

2022年07月09日 18:22  ベースボールキング

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

ベースボールキング

西武・辻発彦監督
● 楽天 3 − 6 西武 ○
<13回戦・楽天生命パーク>

 連勝した西武は今季最多を更新する貯金5。楽天と入れ替わり2位に浮上した。

 西武は2点を追う3回、一死から2番・源田が三塁打で出塁し、続く3番・ジャンセンの遊ゴロの間に三走・源田が生還。再び2点を追う5回は、ジャンセンが2号2ランを左翼席へ運び3−3の同点に追いついた。

 先発のスミスは4回まで3失点。同点に追いついてもらった直後の5回もマウンドに上がったが、先頭の太田に5球目を投じた直後に不調を訴えた。治療のためベンチに退き、そのまま戻ることなく2番手・本田と交代。スミスは4月28日のソフトバンク戦(PayPayドーム)でも2回に右脇上部の違和感で緊急降板しており、7月2日のソフトバンク戦(ベルーナドーム)で復帰登板を果たしたばかりだった。

 緊急登板となった本田だったが、2回無失点と好投。7回以降は水上、平良、増田の防御率0点台トリオがゼロを刻み、3番手の水上が3勝目(1敗)、増田はリーグトップを更新する22セーブ目(1勝1敗)を記録した。

 打線は3−3の同点で迎えた8回、9番・長谷川の右前適時打で勝ち越し。さらに、2番・源田が4安打目となる2点適時三塁打を右中間へ運び6−3とリードを広げた。2日に育成から支配下登録されたばかりの長谷川は、4回の第2打席にプロ初安打を放つなど2安打1打点1盗塁と躍動。20歳の若武者が2位浮上の立役者となった。
    ニュース設定