トッテナムの若手FW、2部サンダーランドに完全移籍…鳴り物入りで加入も出場4試合のみ
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2022年07月09日 23:36 サッカーキング
サンダーランドは9日、トッテナムからイングランド人FWジャック・クラークが完全移籍で加入することを発表した。契約期間は2026年6月30日までの4年間となる。
イギリスメディア『Football London』でトッテナムの番記者を務めるアラスデア・ゴールド記者によると、最初にサンダーランドがトッテナムへ支払う移籍金は低額であるものの、ボーナスの条件を満たした場合、将来的に1000万ポンド(約16億円)に達する可能性があるという。
現在21歳のクラークは、リーズの下部組織出身。2019年7月2日に移籍金1000万ポンド+ボーナスでトッテナムへの完全移籍が決まり、フランス代表MFタンギ・エンドンベレとともに、当時のチームにとって約1年半ぶりの補強となった。2019−20シーズン前半はレンタル移籍でそのままリーズに残り、同シーズン後半はQPRに期限付き移籍。2020−21シーズンにトッテナムへと戻ったものの、出場はヨーロッパリーグの2試合とFAカップの1試合にとどまり、同シーズン後半はストークに期限付き移籍した。
2021−22シーズン後半は再びトッテナムに復帰したものの、ヨーロッパカンファレンスリーグ予選のパソス・フェレイラ戦で出場した後は出番が訪れなかった。シーズン後半はサンダーランドに期限付き移籍すると、公式戦20試合に出場して1ゴール4アシストを記録。同クラブの5シーズンぶりとなる2部チャンピオンシップ復帰に貢献した。
結局、トッテナムのトップチームでは4試合の出場にとどまったクラーク。サンダーランドへの完全移籍に際し、「昨シーズンは本当に楽しかったので、戻ってくることができて本当にうれしい。昇格を果たした後、次のステップで自分の役割を果たせることに興奮している。チームのバランスも良く、ドレッシングルームは素晴らしい絆で結ばれているので、チームとして進歩し続け、また成功を収められると信じている」と、意気込みを示している。
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