筒香嘉智、惜しい痛烈フェン直打で逆転勝利の口火 会心の初球打ち2安打!

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2022年07月10日 12:12  ベースボールキング

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7回に右翼フェンス直撃のシングルヒットを放つパイレーツ・筒香
● ブリュワーズ 3 − 4 パイレーツ ○
<現地時間7月9日 アメリカンファミリー・フィールド>

 パイレーツの筒香嘉智内野手(30)が9日(日本時間10日)、敵地でのブリュワーズ戦に「5番・一塁」で先発出場。復帰後初長打を放つなど4打数2安打1得点をマークし、チームの逆転勝利に貢献した。

 ブリュワーズの先発右腕・ウッドラフの前に、2回の第1打席は空振り三振。1点を追う5回は一死無走者で再び右腕と対峙し初球のカーブを捉えた。打球は右中間を真っ二つに破る二塁打。快投を続けていたウッドラフからチーム初安打をマークし、これが腰部の筋肉損傷から復帰後、初の長打となった。

 3点を追う7回もイニング先頭でウッドラフと対戦し、内角寄りの初球93.5マイル(約150キロ)の直球を強振。会心の打球はライナー性で右翼フェンスを直撃するシングルヒットとなった。パイレーツは続くニューマン、クルーズも初球を捉え、筒香からの3連打でこの試合初得点。なおも無死二、三塁で代打・レイノルズが見逃し三振に倒れると、この判定にベンチから猛抗議したシェルトン監督が退場処分を命じられた。

 指揮官退場で火がついたのか、パイレーツは1点差に迫ったあと、なおも二死三塁で1番・ギャメルが逆転2ランを左中間席へ。筒香のフェンス直撃打から一気呵成の反撃を見せ、4−3と一気に試合をひっくり返した。

 筒香は8回の第4打席は空振り三振に倒れ、9回の守備で途中交代。この日は初球を仕留める積極打法が光り、復帰後2度目となる複数安打で打率は.189となった。
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