今夏からマンチェスター・Cに加わったアルゼンチン代表FWフリアン・アルバレスが、10日に入団会見を行った。同日にイギリス紙『マンチェスター・イヴニング・ニュース』が伝えている。
マンチェスター・Cは10日に本拠地『エティハド・スタジアム』でファンに向けて新加入選手のプレゼンテーションを実施。残念ながらイングランド代表MFカルヴィン・フィリップスは病欠となったが、アルバレス、ノルウェー代表FWアーリング・ハーランド、ドイツ人GKシュテファン・オルテガの3人がファンに挨拶を行った。
現在22歳のアルバレスは、昨年1月末にリーベル・プレートから移籍金1700万ユーロ(約24億円)での完全移籍が決定。半年レンタルの形でリーベル・プレートに残り、先日からマンチェスター・Cに合流している。
2027年6月30日までの契約を結び、背番号は「19」に決定。リーベル・プレートで着けていた「9」はハーランドに譲ることとなったが、「僕が望んでいるのはプレーすることであって背番号は問題じゃない。19も好きな数字だよ。おばあちゃんの誕生日だからね」とコメント。また、ハーランドとのポジション争いにも言及した。
「僕は自分自身のことに集中する必要がある。アーリングは素晴らしい選手だ。多くのゴールを決め、これまでの所属クラブで重要な選手だった。僕は僕自身のことに目を向けたい。僕は中央でもウィングでもプレーできる。ボックスの近くの方がプレーはしやすいけど、僕はなんでもできる。どこでも適応できるし、アシストも生み出すことができる。チームに馴染めるよう全力を尽し、可能な限りプレーでチームに貢献したい」
マンチェスター・Cではセルヒオ・アグエロ氏をはじめ、何人ものアルゼンチン人選手が成功を収めてきた。「マンチェスター・Cはアルゼンチン人選手と多くの歴史がある。僕は自分の歴史を作るためにここに来た。シティがトップに到達し、成功を続けるのを助けるために来たんだ」と意気込みを示したアルバレスは、3人の同胞からアドバイスを受け取ったことも明かしている。
「(ニコラス・)オタメンディ、(ウィリー・)カバジェロ、アグエロと話をしたんだ。以前ここにいた彼らから、シティについて、練習のメソッドについて、監督(ジョゼップ・グアルディオラ)について話を聞いた。彼らから授かったチップスを実行できるようにするよ」