デンベレがバルサ残留を決意！　2年間の新契約にサインへ…まもなく公式発表か

バルセロナに所属しているフランス代表FWウスマン・デンベレが、同クラブとの契約延長で合意に達した模様だ。スペインメディア『ムンド・デポルティーボ』など各メディアが一斉に報じている。

　デンベレとバルセロナの現行契約は2022年6月末で満了を迎えた。クラブは昨年12月の段階でも契約延長のオファーを提示していたものの、デンベレ自身がこのオファーを拒否。他クラブへの移籍の可能性を模索していることが報じられていたが、最終的には新シーズンもバルセロナで過ごす道を選んだようだ。新契約の契約期間は2024年夏までの2年間となっている。年俸は具体的な金額こそ明かされていないものの、12月に提示された新契約の条件よりも40％少ない額で合意に至ったという。固定額は少なくなっているものの、デンベレの成績に応じた業績変動型の報酬が契約に含まれているようだ。

　2017年夏、デンベレは大きな期待とともにカンプ・ノウに到着したものの、これまで負傷に泣かされる時期が多かった。才能は確かながらもなかなか本領を発揮できておらず、5シーズン在籍しているバルセロナでは公式戦通算で150試合出場32ゴールという成績だ。それでも、2021−22シーズンはシーズン序盤戦を膝のケガで棒に振りながらも公式戦32試合のピッチに立っており、シャビ・エルナンデス監督がクラブを率いるようになってからはデンベレの序列は上がっている。同監督はデンベレの契約延長を強く希望していたことが伝えられており、新シーズンは信頼を寄せられているシャビ監督の下、再び輝きを放つことが期待されている。

　デンベレは既にバルセロナに到着しており、現地時間の11日に新契約にサインする見込みだ。その後、バルセロナのプレシーズンに参加し、アメリカツアーにも帯同することが予想されている。