このほど心温まる行動を続ける男性のニュースがアメリカより届いた。男性は2014年から見知らぬ人に1ドル札(約136円)や5ドル札(約680円)とともに「全ての人を愛しなさい」というメッセージを書いた小さなメモを一緒に渡し続けている。亡き母親からの最後の言葉だったこのメッセージを多くの人に伝えたいと思い男性が始めたこの行動は約8年間続いており、合計金額は13000ドル(約178万円)を超えるという。『The Western Journal』などが伝えた。
男性は2014年以来、老若男女問わず出会った見知らぬ人々に1ドル札(約136円)や5ドル札(約680円)を渡し続けているという。男性が手渡す紙幣には小さなメモが添えられており、そこには「全ての人を愛しなさい(Love Every Body)」と書かれていた。
ケヴィンさんがこのメモについて訊くと、男性は「亡き母親からの最後の言葉です」と明かした。英語圏では家族や親しい人に対し、大切に思っているという意味を込めて「愛しているよ(I love you)」という言葉が頻繁に使われる。しかしこの男性の母親は自分の思いを息子に伝えるのではなく、息子が今後どのように生きて欲しいのかを最後の言葉として伝えたのだ。
画像は『Kevin Cate 2022年7月9日付Twitter「Saw this man sitting by himself at a Waffle House in Midway, Florida.」』『WhatsNew2Day 2022年7月10日付「Kindly Florida Man Has Given Away More Than $13,000 To Strangers He Meets At Waffle House」(Twitter)』のスクリーンショット (TechinsightJapan編集部 iruy)