チェルシー、ナポリDFクリバリ獲得に近づく…移籍金約55億円で合意?

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2022年07月13日 09:52  サッカーキング

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チェルシー移籍に近づいているクリバリ [写真]=Getty Images
チェルシーが、ナポリに所属するセネガル代表DFカリドゥ・クリバリの獲得に近づいているようだ。12日、イタリアメディア『スカイスポーツ』やイギリス紙『イブニング・スタンダード』など複数メディアが伝えている。

 チェルシーは、ドイツ代表DFアントニオ・リュディガーとデンマーク代表DFアンドレアス・クリステンセンが契約満了で退団したことから、今夏の移籍市場ではDFの補強が必要となっている。すでに、オランダ代表DFマタイス・デ・リフト(ユヴェントス)やオランダ代表DFネイサン・アケ(マンチェスター・C)、フランス代表DFジュール・クンデ(セビージャ)といった選手たちに関心を持っていることが明らかになっているが、ここにきてクリバリの獲得に近づいているようだ。

 報道によると、チェルシーはすでに年俸1000万ユーロ(約14億円)程度の5年契約でクリバリと個人合意に至っているという。また、ナポリとも4000万ユーロ(約55億円)の移籍金で合意に近づいている模様で、13日中にも交渉は完了する予定になっていることが伝えられている。

 ナポリとしては現行契約が2023年6月30日までとなっているクリバリとの契約延長を望んでいたものの、同選手が移籍を望んでいることや、同じく関心が寄せられている同リーグのユヴェントスへの放出は望んでいないことなどからチェルシーへの売却を受け入れることを決断したようだ。

 現在31歳のクリバリは2010年にメスのユースチームからトップチームへ昇格すると、2012年にはヘンクへと完全移籍し、2014年7月からナポリでプレーしている。在籍8シーズンで公式戦317試合に出場し、14ゴール8アシストを記録している。また、2015年9月にセネガル代表デビューも果たし、通算62試合に出場。今年2月には主将としてチェルシーのGKエドゥアール・メンディらとともにアフリカ・ネーションズカップ初優勝にも貢献した。

 なお、前体制では30歳以上の選手に複数年契約を提示することがほぼなかったチェルシーにとって、このまま移籍が正式決定すれば、異例となる長期契約でクリバリを獲得することになりそうだ。

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