復活のエリクセン、新天地はマンU! フリー移籍で3年契約「旅を続けるには完璧な場所」

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2022年07月15日 23:30  サッカーキング

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マンチェスター・Uに加入したエリクセン [写真]=Getty Images
マンチェスター・Uは15日、デンマーク代表MFクリスティアン・エリクセンの獲得を発表した。

 6月30日に契約満了でブレントフォードを退団していたため、移籍金の発生しないフリートランスファーで加入する。マンチェスター・Uとは2025年6月30日までの3年契約を結び、オランダ代表DFタイレル・マラシアに続く今夏2人目の新加入選手となった。

 エリクセンは発表に際し、クラブ公式サイトを通じて次のようにコメントしている。

「マンチェスター・ユナイテッドは特別なクラブで、始めるのが待ち遠しい。オールド・トラッフォードでは何度もプレーする機会に恵まれたが、ユナイテッドの赤いシャツを着てプレーするのは素晴らしい気分だろう」

「エリック(・テン・ハフ新監督)のアヤックスでの仕事ぶりを見てきて、彼と彼のスタッフが毎日どのようなレベルの細かい準備を行っているのか知っている。彼が素晴らしいコーチであることは明らかだ。今回、彼と話をして、彼のビジョンやチームに求めるプレーについてより深く知ることができたから、今後がさらに楽しみになった。僕はまだ大きな野心を持っており、自分が達成できることは非常に多いことも知っている。ここは僕の旅を続けるには完璧な場所だ」

 現在30歳のエリクセンは、2010年1月にアヤックスでプロデビューを果たした。2013年夏に加入したトッテナムで司令塔として活躍し、2016−17シーズンのプレミアリーグ2位フィニッシュ、2018−19シーズンのチャンピオンズリーグ準優勝の原動力となった。2020年1月に新たな挑戦を求めてインテルへと完全移籍し、2020−21シーズンはクラブの11年ぶりとなるセリエA優勝に貢献した。

 しかし、昨年6月に行われたEURO2020開幕節フィンランド代表戦の試合途中に心停止を起こし、植え込み型除細動器(ICD)の装着手術を実施。ICDを装着しながらのプレーはイタリアで認められないため、昨年12月に双方合意でインテルとの契約を解消した。

 今年1月末、同胞が多く在籍するブレントフォードに半年契約で加入した。2021−22シーズンのプレミアリーグでは11試合に出場し、1ゴール4アシストを記録。エリクセンが出場した試合でブレントフォードは7勝1分3敗の好成績を収め、見事プレミアリーグ残留を達成した。

 また、エリクセンは今年3月にデンマーク代表復帰も果たした。同26日の国際親善試合オランダ代表戦で途中出場からゴールを挙げると、29日の国際親善試合セルビア代表戦では先発出場して2試合連続となるゴールを決めた。6月のUEFAネーションズリーグは全4試合に出場しており、11月に控えるFIFAワールドカップカタール2022本戦のメンバー入りはほぼ確実だ。

 復活を遂げたデンマークの天才は、“赤い悪魔”を本来あるべき姿に戻せるのだろうか。

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