中日、延長11回に三ツ俣V犠飛&平田1号 ライマル29戦ぶり失点も一丸で甲子園初勝利

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2022年07月16日 22:22  ベースボールキング

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ベースボールキング

中日・立浪監督 (C)Kyodo News
● 阪神 1 − 3 中日 ○
<16回戦・甲子園>

 中日は延長11回までもつれた熱戦を制し、甲子園で今季初勝利を収めた。

 中日は2回、一死一塁カウント3−2から6番・高橋周平が三塁線を破る二塁打を放つと、相手左翼手・陽川尚将が処理にもたつく間に一塁走者のアリエル・マルティネスが長駆ホームイン。その後はなかなか追加点を奪えなかったが、先発の大野雄大が7回まで6安打無失点とゲームメイクし、主導権を握って逃げ切り態勢に入った。

 しかし、1点リードの9回に登板した抑えのライデル・マルティネスが先頭の近本光司に安打と盗塁を決められ、一死三塁のピンチを招くと、糸原健斗の遊ゴロで間一髪本塁生還を許し同点に。前進守備を敷いた遊撃・土田龍空は懸命の本塁返球を見せ、立浪和義監督もベンチを飛び出してリプレー検証をリクエストしたが判定は覆らなかった。

 それでも、同点で迎えた延長11回に、主砲と途中出場の男たちが奮起。阪神6番手のアルカンタラからイニング先頭のダヤン・ビシエドが右中間二塁打でチャンスメークすると、途中出場の石垣雅海が送りバントを決め、2回の守備から出場した三ツ俣大樹が決勝の中犠飛。さらに6回から代打で途中出場していた平田良介も今季1号弾となるソロホームランを左翼席に放り込み加点した。

 試合序盤には先制点を呼び込んだ高橋周平が脇腹の違和感を訴えるような仕草を見せて途中交代、抜群の安定感を誇っていたR.マルティネスが29試合ぶりの失点で逃げ切り失敗と、苦しい戦いだったが、野手15人と投手5人の計20人を起用する総力戦で連敗を回避。

 勝利投手は延長10回を抑えた4番手・藤嶋健人で今季初勝利、11回裏を抑えた5番手の祖父江大輔が今季初セーブを手にした。

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  • 暫くは平田をスタメン固定したらええやん(笑)
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