阪神、土壇場で近本が神走塁も競り負ける 序盤は拙守&拙攻…アルカンタラ3敗目

6

2022年07月16日 22:52  ベースボールキング

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

ベースボールキング

阪神・矢野監督 (C)Kyodo News
● 阪神 1 − 3 中日 ○
<16回戦・甲子園>

 阪神は延長戦の末に競り負け連勝3でストップ。勝てば巨人をかわして2位に浮上するチャンスだったが、一気に2ランクダウンの5位に後退した。

 序盤の攻防でミスが相次ぎ試合の流れを掴みきれなかった。先発の才木浩人が2回一死一塁フルカウントから6番・高橋周平に三塁線を破る安打を打たれると、約2カ月ぶりの先発出場となった左翼手・陽川尚将がクッションボールの処理を誤り、この間に一走のアリエル・マルティネスが長駆ホームイン。才木にとってはこの試合初の被安打に味方の失策が重なる格好で先制点を失ってしまった。

 直後の2回裏には無死一塁から相手の失策で一・三塁とチャンスを迎えたものの、7番・陽川の右中間への飛球で三走・糸原健斗が一度はタッチアップのスタートをきりながら三本間で急ブレーキ。慌てて三塁へ引き返したが、右翼の岡林勇希から溝脇隼人(二塁)、三ツ俣大樹(三塁)とボールが渡りタッチアウト。相手のミスでもらった大チャンスを凡ミスで逃してしまった。

 3回以降は両軍ともにゼロが並ぶ投手戦となり、阪神は才木浩人が6回4安打1失点(自責点0)と好投したが、援護したい打線が大野雄大の前に7回まで無得点。

 それでも、1点ビハインドの9回にイニング先頭の近本光司が安打と盗塁でチャンスメークし、内野ゴロで三進後、糸原の遊撃ゴロで同点のホームに生還。打球は前進守備の正面を突き厳しいタイミングだったが、抜群のスタートと高速スライディングで本塁を陥れる好走塁。チームリーダーが土壇場の大仕事でチームを救った。

 しかし、延長11回に6番手・アルカンタラが先頭のダヤン・ビシエドに右中間二塁打を打たれてピンチを招き、犠打を挟んで三ツ俣大樹に中犠飛を許しあっさりと決勝点を献上。さらに続く平田良介にも1号ソロを浴び、踏ん張りきれなかった。

 先発の才木は6回1失点・自責点0の好投も2勝目ならず、アルカンタラが今季3敗目(1勝1セーブ)。ロースコアのゲーム展開だったことを振り返れば、序盤の野手陣のミスが痛かった。

このニュースに関するつぶやき

  • 陽川のエラーもサード糸原じゃなかったら発生しなかった可能性が非常に高いしなww謎の走塁死を遂げた糸原さんスポドリごくごくで大草原でしたわ。
    • イイネ!4
    • コメント 1件

つぶやき一覧へ(5件)

ニュース設定