ミランの“レジェンド”がU19チームの監督に就任！　アバーテ氏が喜び「とても美しいこと」

かつてミランで活躍し、新シーズンから同クラブのプリマヴェーラ（U−19）の監督に就任したイニャツィオ・アバーテ氏が胸中を明かした。17日、イタリアメディア『フットボールイタリア』が伝えている。

　現在35歳のアバーテ氏はミランの下部組織出身で、2003年12月にトップチームデビューを飾った。その後、ナポリやエンポリなどで経験を積み、2009年夏にミランに復帰。2010−11シーズンのセリエA29試合に出場し、スクデット戴冠に貢献した。右サイドバックを主戦場として在籍11シーズンでミラン公式戦通算306試合に出場。2019年夏に契約満了によりミランを退団した後、2020年に現役引退を発表していた。

　指導者として愛するクラブに帰還したアバーテ氏は昨シーズン、U−16チームの監督を務めた。そして、新シーズンからプリマヴェーラを率いることとなった同氏は喜びのコメントを残している。

「ここの門をくぐることはとても美しいことなんだ。僕にとってこのクラブが何を意味しているのか…。（ヴィスマラ・）スポーツセンターが表現してきたもの、表現しているもの。僕はとても幸せだよ」