ナポリ、韓国代表DFキム・ミンジェに熱視線…一部ではレンヌと合意報道も獲得諦めず

ナポリがフェネルバフチェ所属の韓国代表DFキム・ミンジェの獲得を狙っているようだ。18日、イタリアメディア『スカイスポーツ』が伝えている。
　
　今夏の移籍市場で、2014年からクラブに所属し公式戦317試合に出場したセネガル代表DFカリドゥ・クリバリがチェルシーに移籍し、DFの大黒柱を失ったナポリ。現在、後釜となるDFの獲得を今夏の最優先事項として位置付けており、複数の選手をリストアップしていると伝えられている。具体的な名前として、ラツィオのイタリア代表DFフランチェスコ・アチェルビや、マンチェスター・Uのコートジボワール代表DFエリック・バイリーなどの名前が挙がっているが、ナポリはフェネルバフチェ所属のキム・ミンジェを獲得候補の最上位に位置付けているようだ。

　報道によると、ナポリは以前からキム・ミンジェを注視しており、早い段階から獲得候補として同選手をリストアップしていたとのこと。ナポリを率いるルチアーノ・スパレッティ監督も同選手を高く評価しており、今夏の獲得を熱望しているようだ。ナポリ側は、今後数日以内にもフェネルバフチェの本拠地であるイスタンブールにクラブ役員を派遣し、契約の締結を目指す構えだと伝えられている。

　現在25歳のキム・ミンジェは、身長190センチの大型DF。母国の全北現代モータースや中国の北京国安などを経て、2021年8月にフェネルバフチェに加入し、2021−22シーズンは公式戦40試合に出場した。2017年にデビューを飾った韓国代表でも主力に定着しており、ここまで40試合に出場している。

　なお、一部報道によると、キム・ミンジェはすでにレンヌ（フランス）への移籍で合意に達しているとも伝えられている。果たしてナポリはクリバリの後釜として、キム・ミンジェを獲得することはできるのだろうか。