H&Mグループが、ロシア事業から撤退することを発表した。ロシア軍のウクライナ侵攻を受け、今年3月からロシアでの販売を一時的に停止していた。
同グループは2009年からロシアで事業を展開し、約170店舗を運営。ロシアは、ドイツ、米国、イギリス、フランス、スウェーデンに次いで6番目に大きい市場となっている。
今回の撤退に際して、H&Mのヘルメルソン最高経営責任者(CEO)は声明で「慎重に検討した結果、現在の状況ではロシア事業の継続は不可能だと判断した」と述べた。今後は責任を持って事業を縮小させるとともに、数ヶ月にわたり関係する全ての従業員に対して最善の方法で支援するとしている。
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