バイエルン加入間近に迫る…カーンCEOがデ・リフト獲得交渉を語る「とても簡単だった」

バイエルンの最高経営責任者（CEO）を務めるオリヴァー・カーン氏が、同クラブ加入間近となっているオランダ代表DFマタイス・デ・リフト（ユヴェントス／イタリア）について言及した。18日、ドイツ誌『kicker』が伝えている。

　現在22歳のデ・リフトはアヤックスの下部組織出身で、2019年夏にユヴェントスへと移籍。在籍３シーズンでクラブ公式戦通算117試合に出場している。その活躍が評価され、ユヴェントスから2024年6月30日までとなっている現行契約の延長を提示されていたが、同選手は今夏の移籍を望んでいることが取り沙汰されていた。

　かねてからデ・リフト獲得に向けて動いていたバイエルンだったが、ついに契約締結に漕ぎ着けたようだ。18日の午後にミュンヘン空港に降り立つ同選手の姿が目撃されており、メディカルチェックを通過後、契約書にサインするとも報じらている。

　まもなく、バイエルン加入が発表されるデ・リフトについて、カーンCEOは「デ・リフトは高身長で、ヘディングでの競合いに強く、ビルドアップのプレーが上手い。大きい声を張り上げ、リーダーシップも発揮してくれる」とプレースタイルを評価。また、同選手獲得交渉については「とても簡単だった。サディオ・マネの時と同じように、2日間考えたよ」と明かしている。