なでしこが韓国に競り勝つも…指揮官が語った手応えと課題「次につなげていきたい」

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2022年07月19日 20:20  サッカーキング

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指示を出す池田監督 [写真]=六川則夫
日本女子代表(なでしこジャパン)は19日、カシマサッカースタジアムで行われた『EAFF E-1サッカー選手権2022決勝大会』の第1節で韓国女子代表戦と対戦。2−1で勝利し、今大会の初陣を白星で飾った。

 試合後、オンラインで行われた記者会見に出席した、なでしこジャパンの池田太監督は「少し動きが重たくミスも多い前半でしたけど、しっかり得点をとって折り返せたことで後半に修正をかけて入れたのは良かったと思います。また、追いつかれてももう1点をとって勝ち切れたところは選手たちを評価したいです」と試合を振り返り、試合を通して守勢に回ることが多かった中で得た勝利という結果に一定の満足感を示した。

 また、「我々の狙いのひとつに、相手陣内でボールを奪うというところがありますけど、それは相手の形にも合わせないといけない。前からいくと、相手も長いボールを入れてくるので、そのセカンドボールの対応にまわった部分もありましたけど、崩されるようなネガティブな要素はそこまでなかったと思う。自陣内での時間が多かったですけど、入ってきたボールに対応するというところは、ひとつの成果でもあったと思います」と、韓国のロングボールに対応できたことを強調した。

 その一方で、「奪ったボールをしっかりつないで相手陣内に押し込むという部分での課題も見つかったので、次につなげていきたい」ともコメント。試合感の欠如というエクシュキューズはあったものの、「イージーなミスが少し多くて奪ったボールを繋げられなかった。ゲームを安定させるためには必要になってくるかなと思っています」と続け、奪ったあとの対応を今後の課題に挙げた。

 日本は次戦、7月23日に行われる第2節でチャイニーズ・タイペイ女子代表とカシマサッカースタジアムで対戦する。

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