ヤクルト・武岡が同期に負けじと躍動 真中氏「覚えてあげて!長岡じゃなくて武岡」

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2022年07月20日 07:32  ベースボールキング

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ベースボールキング

5回、古賀の適時二塁打で生還し、ベンチで迎えられるヤクルト・武岡(C) Kyodo News
◆ コロナ禍の緊急事態で存在感アピール

 ヤクルトの武岡龍世選手(21)が19日、本拠地での巨人戦に「7番・二塁」で先発出場し攻守に躍動。チームの連敗ストップに大きく貢献した。

 まずは守りで魅せた。2点リードの5回表一死一塁で北村拓己がセンターに抜けようかという打球を放つと、武岡が横っ飛びで捕球しグラブトス。4−6−3の併殺を完成させるビッグプレーでピンチの芽を摘んだ。

 すると、直後の5回裏一死無走者で打席に入り、戸郷翔征の直球を右中間に弾き返し三塁打でチャンスメーク。チーム3点目を呼び込んだほか、6回の第3打席では一二塁間へ2点適時打を放ち、3打点1得点の活躍だった。

 試合後のヒーローインタビューでは、「背番号60の武岡です。長岡とは間違えないでください」と同期入団の長岡秀樹の名前も挙げて自己紹介。今季ブレイクしているライバルに負けじと、コロナ禍で得たチャンスで存在感をアピールした。

 19日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した野球解説者の真中満さんは、「(長岡と)同期で去年まではファームで切磋琢磨して戦っていたので、相当悔しい思いをしていたと思う」と、今季ここまでの武岡の胸中を推察。

 今季3度目のスタメン出場で攻守に渡って落ち着いたプレーを見せる姿に、真中さんも「のびのびとプレーできる武岡選手、覚えてあげてください!長岡じゃなくて武岡です」と、コロナ禍のピンチでアピールした若燕を猛プッシュした。

 また、同じく番組に出演した高木豊さんは「最高ですよね。まずバッティングでいえば手さばきが速いよね。体が開く前に体の前をヘッドが走るから、率も残せるんじゃないですか。守備もうまいですよね」と攻守に輝きを放った武岡のプレーを絶賛。

 続けて、「チームの雰囲気が良いんでしょうね。連敗していてもみんなで思い切りいこうってね」と、武岡ら緊急昇格してきた選手たちがプレーしやすいムードをチーム全体で作っていたとの見方も示した。

☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2022』


【動画】ヤクルトの高卒3年目・武岡が攻守に躍動!巨人戦ハイライト
7月19日(火) JERAセントラル・リーグ 読売ジャイアンツ戦⚾️
スワローズ活躍部分のハイライト動画をお届けします📺✨#swallows #熱燕#スワローズハイライト動画 pic.twitter.com/X0pjRRT6KF— 東京ヤクルトスワローズ公式 (@swallowspr) July 19, 2022
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