ヤクルト、マクガフ2被弾で逆転負け 高津監督「良く粘れた」先発小川を評価

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2022年07月22日 22:32  ベースボールキング

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ヤクルト 小川泰弘
● ヤクルト 2 − 5 広島 ○
<13回戦・神宮>

 ヤクルトは終盤の8回、9回にリリーフが崩れて広島に逆転負け。DeNAが阪神に敗れたため、勝てばマジックが再点灯するはずだったが、悔しい敗戦となった。

 先発の小川泰弘は、140キロ台中盤のストレートのほか、スライダー、フォーク、カットボールに加え、100キロ台の緩いチェンジアップも効果的に使い、7回112球を投げて無失点。緩急で広島打線を抑え込んだ。

 高津臣吾監督は小川の投球について「連打を許さなかったり、四球を出さなかったりとか、ランナーを出しながらでも良く粘れたピッチングができたのかな」と評価した。

 7回まで2−0と試合を優位に進めていたヤクルトだったが、8回から2番手で梅野雄吾がマウンドに上がると、二死無走者から菊池涼介の打球を三塁手の村上宗隆がファンブルし、直後に3番・秋山翔吾にライトスタンドへ2ランを打たれて同点にされてしまう。

 2−2と同点の9回には、抑えのスコット・マクガフがマウンドに上がったが、小園海斗に5号ソロを浴びて勝ち越しを許すと、代打の松山竜平にも1号2ランを打たれ、3点のリードを許して降板。今季初めて守護神をイニング途中で降板させた指揮官は「球数を考えて明日もある。3点目を取られたので代えました」と説明した。

 エースの好投がありながら痛い逆転負けを喫した首位のヤクルト。前半戦をいい形で終えるため、残り2試合を全力で戦い抜く。

取材・文=別府勉(べっぷ・つとむ)

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