鈴木誠也、7号2ラン含むメジャー初の4安打　8試合連続安打で打率.286に上昇

● フィリーズ 2 − 15 カブス ○
＜現地時間7月22日　シチズンズ・バンク・パーク＞

　カブスの鈴木誠也外野手（27）が22日（日本時間23日）、後半戦開幕となった敵地でのフィリーズ戦に「3番・右翼」で先発出場。9回に7号2ランを放つなど、メジャー自身初の1試合4安打を記録した。

　4回の第2打席、フィリーズの先発右腕・ギブソンの直球を右前へ弾き返し後半戦初安打をマーク。前半戦からスタメン出場試合では8試合連続安打とした。

　5回の第3打席はボテボテのゴロがラッキーな三塁内野安打に。6回の第4打席は3番手右腕・クネバルから四球を選んだ。8回の第5打席は5番手左腕・ロメロから中前打を放ちメジャー3度目となる1試合3安打をマーク。9点リードで迎えた9回の第6打席は、捕手登録の右腕・スタッブスから中越え2ランを放ち1試合4安打を記録した。

　5打数4安打2打点の大暴れで後半戦好スタート。3安打を放った16日（同17日）のメッツ戦以来、3試合ぶりの固め打ちで打率は.286、OPSは.845にアップした。左手薬指の捻挫から復帰した7月は好調をキープ。スタメン出場の12試合で早くも6度目となるマルチ安打を記録し、7月は月間打率.400、OPSは1.044となった。