筒香嘉智、8番降格も意地の決勝適時打 後半戦初安打で1−0の完封勝利に貢献

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2022年07月24日 11:53  ベースボールキング

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6回の第3打席に先制の中前適時打を放つパイレーツの筒香
○ パイレーツ 1 − 0 マーリンズ ●
<現地時間7月23日 PNCパーク>

 パイレーツの筒香嘉智内野手(30)が23日(日本時間24日)、本拠地でのマーリンズ戦に「8番・指名打者」で先発出場。6回に後半戦初安打となる中前適時打を放ち、これが決勝点となった。

 7月上旬に腰部の筋肉損傷から復帰するも、なかなか調子が上がらない筒香。後半戦開幕となった前日の同カードは「4番・指名打者」で先発出場したが3打席連続三振に倒れていた。

 この日は8番に降格。二死二塁だった2回の第1打席は一ゴロに倒れた。一死一塁だった4回の第2打席は4番手左腕・ブライアーの初球を捉えるも、痛烈なライナーは一塁手の正面。一塁走者が戻れず併殺となった。それでも0−0のまま迎えた6回の第3打席、二死一、三塁の好機で5番手左腕・スコットと対戦。カウント2−1後の直球を弾き返した打球は中前へ抜ける先制適時打となった。

 8回も二死一、二塁の好機で6番手右腕・フローロの5球目チェンジアップを捉えたが、痛烈なゴロは二塁手の正面。この日は4打数1安打1打点で打率は.175。ヒット1本に終わったが、鋭い当たりを連発し本拠地ファンを沸かせた。

 パイレーツは3投手による完封リレーで後半戦初勝利。7回4安打無失点の快投を見せた先発左腕のキンタナは3勝目(5敗)を手にした。

このニュースに関するつぶやき

  • シフトの逆を突く一打でしたね。DHで8番はアレだけど、打順下がった方がプレッシャー少なくて良いかもしれない。
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