バイクを運転する際はヘルメットを着用することがいかに大切か…。そんなことを痛感させる監視カメラの映像がTwitterに投稿され、話題となっている。『NDTV.com』などが伝えた。
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今月18日午前7時過ぎ、ブラジルでバイクとバスの接触事故が発生、当時の監視カメラの映像がTwitterに投稿されて注目された。
動画はカーブを曲がって進んできた緑色のバスの下に、走行中のバイクから投げ出された男性がすっぽりとはまってしまう様子を捉えたもので、バスは男性の頭がタイヤに突っ込んだ状態で急停止する。
その後、バスは少しだけ後ろに下がっており、体が自由になった男性はバスの下から這い出して仰向けになり、駆けつけた人にヘルメットを外してもらっている。
男性はショック状態でしばらくその場で横になっていたが、そばにいた2人の男性に抱えてもらって立ち上がると道路脇に移動した。
この動画は投稿後5日間で再生回数が390万回を超え、「ヘルメットがなかったらこの男性の命はなかっただろうね」「これは衝撃的」「これはバイクを運転する人に必ず見せるべき」「サンダルを履いてバイクを運転しているのもNGだね」といったコメントが寄せられた。
なおアメリカ疾病予防管理センター(CDC)の調査によると、バイクを運転中にヘルメットを着用することで頭の怪我のリスクを69%減らすことができるという。またヘルメットの着用で死亡事故を防ぐことができる確率は運転手で37%、同乗者においては41%とのことだ。
ちなみにトルコでは2021年末、
ヘルメットを着用せずバイクの後部座席に乗っていた24歳の女性が交通事故に遭い脳に損傷を負っており、女性の母親がメディアに写真を公開し注意喚起していた。
画像は『Penha News RJ 2.0 2022年7月19日付Twitter「TNASCEU DE NOVO」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)