ヤクルトの育成2年目・赤羽が支配下昇格「恩返しができるように頑張ります」

◆ 育成2年目のハードヒッター

　ヤクルトは29日、育成の赤羽由紘選手（22）と支配下選手契約を締結したと発表した。背番号は「023」から「71」に変更となる。

　赤羽はウェルネス筑北高からBCリーグ信濃グランセローズを経て、2020年の育成ドラフト2位で入団した内野手。今季はオープン戦でも16試合の出場機会を得るなど、パンチ力ある打撃に大きな期待を寄せられ、23日に開催されたフレッシュオールスターでは、サヨナラ3ランを放ちMVPに輝いていた。

　悲願の支配下昇格を果たした赤羽は「まずは、支配下登録を目指し、やってきましたので大変うれしく思います。今まで支えていただいた方に感謝の気持ちでいっぱいです。これからは、一軍の舞台で活躍し、応援してくださる皆さんに恩返しができるように頑張ります」と球団を通じて喜びのコメントを寄せた。

　今季はファーム公式戦47試合に出場し、打率.239（142−34）、3本塁打、24打点、OPS.747の成績。7月末の支配下選手登録の期限目前で嬉しい支配下昇格となった。


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