ヤクルト村上「甘く来た球をしっかりスイング」 3打席連発で逆転勝利に導く

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2022年07月31日 22:52  ベースボールキング

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11回に3打席連発となる左越え2ランを放つヤクルト・村上 (C)Kyodo News
● 阪神 2 − 4 ヤクルト ○
<16回戦・甲子園>

 逆転勝利の首位・ヤクルトは後半戦初勝利。勢いに乗る2位・阪神の連勝を5で止め、ゲーム差を再び10に広げた。ヒーローは「4番・三塁」で出場した村上宗隆内野手(22)。自身初の3打席連続本塁打で全4得点をひとりで叩き出した。

 ヤクルトは先発の原が5回途中2失点で降板。打線は阪神先発・ガンケルに6回まで無得点に抑え込まれた。

 それでも2点を追う7回、先頭打者の村上が、ワンポイントで登場した救援左腕・渡邉のスライダーを強振。完璧に捉えた打球は左翼席中段に突き刺さる追撃の35号ソロとなった。1点差の9回も再び村上が魅せた。一死無走者の場面で阪神守護神・岩崎の初球を今度は右翼席へ。同点となる36号ソロにライトスタンドは静まり返った。

 延長11回も三たび村上。二死一塁で阪神7番手・石井のカーブを振り抜くと、高々と舞い上がった打球は左翼ポール際へ吸い込まれる逆転の37号2ランとなった。

 ヒーローインタビューに応じた主砲は、「今日の試合をとれたことが、すごくよかったです」と、何よりもチームの勝利を喜んだ。9回の同点弾については、「その前の打席にスライダーをレフト方向へ打っていたので、『インコースで勝負してくるな』と思った。浜風があるのでしっかり打たないと入らないと思ったので、良いスイングができたと思います」と納得の表情。11回の勝ち越し2ランについては、「狙ってはいなかったが、甘く来た球をしっかりスイングするという意識はありました」と振り返った。

 阪神の逆襲ムードをかき消す3連発で、両リーグトップを独走する37本塁打&95打点目。頼もしすぎる若き4番は「責任を背負ってますし、そういう打順ということを自覚しています。これからも厳しい戦いは続くと思うので、しっかり勝って、頑張っていきたいと思います」と、余韻に浸ることなく次戦を見据えた。

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  • ゴジラーもこえてくるんわなんだ宇宙人かもう、手に負えないとはこのことやな。あの松井でも甲子園全打席敬遠やったんや虎も勝負事ならヤれ全打席敬遠やったれよもう
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