キャサリン妃(40)が、英プリマスで開催したセーリングの国別対抗戦「セールGP」に出席した。ウエットスーツを着た妃はベン・エインズリー選手率いる「グレートブリテン・セールGPチーム」のヨットに乗り込み、ニュージーランドとの友好レースに参加した。
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現地時間7月31日、イングランド南西部のデヴォン州にある港町プリマスで、「海のF1」との異名を持つ国際ヨットレース「セールGP」が開催された。
当日には、レースに出場する「グレートブリテン・セールGPチーム」の公式チャリティ団体「1851 Trust」のパトロンを務めるキャサリン妃が会場を訪れた。
「1851 Trust」は、スポーツと持続可能性を軸に、11〜16歳の子供達に刺激的で教育的な経験を提供する慈善団体で、同チームの「未来のためのレース(Great Britain’s Race for the Future partner)」のパートナーに選ばれている。
この日妃は、英ファッション・ブランド「アーデム(ERDEM)」による、白いストライプ入りのネイビーブルーのカシミアニットを着用して登場。ボトムスには、英乗馬ブランド「ホラントクーパー(Holland Cooper)」による、ゴールドのボタン付きのテーラードショートパンツを合わせていた。
素足にはイタリアのシューズブランド「スペルガ(SUPERGA)」の白いプリムソールを合わせ、耳元にはシンプルなゴールドのフープイヤリングをつけていた。
現地に着いたキャサリン妃はチームメンバーと一緒に、若い世代に持続可能について教育する活動に参加した。子供達は、気候変動に対抗するための最も重要な自然素材のひとつである海草について学び、海草マットを作った後、プリマスサウンド国立海洋公園の沖合に植え付けた。海草マットは海洋の健全性を高め、ブルーカーボン回収に貢献するという。
この後妃はチームの公式ウエットスーツに着替え、オリンピック史上最も成功したセーラー、ベン・エインズリー選手と英国代表選手達に合流した。
エインズリー選手は2012年のロンドン・オリンピックで優勝し、自身4個目となる金メダルを獲得した。キャサリン妃はこの際、同選手に初めて対面していた。
妃はエインズリー選手が船長を務めるヨットに乗り込むと、公式レースに先立って行われたニュージーランドとの友好的な「コモンウェルス・レース」に参加した。
妃がハンドルを握った英国最新鋭のヨット「F50」は、ニュージーランドを破って見事勝利した。この後には公式レースが行われ、ニュージーランドチームが「セールGP」での初優勝を飾った。
画像は『Duke and Duchess of Cambridge 2022年7月31日付Instagram「Sport」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)