“スターナイト男”DeNA・今永が投打に躍動「プレッシャーを跳ね除けて頑張りました」

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2022年08月02日 22:54  ベースボールキング

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ベースボールキング

2日、試合後のヒーローインタビューに応じるDeNAの今永昇太
○ DeNA 5 − 2 広島 ●
<16回戦・横浜>

 DeNAは今季対戦成績4戦3敗と苦手にしていた広島・森下相手を攻略。エース・今永昇太が登板した後半戦の初戦を見事な勝利で飾った。

 エースと呼ばれる男は決して本調子ではなかった。初回、菊池涼介に先制ソロを浴びると、3回には森下にヒットを許し、またもや菊池に右中間を破られる。しかし、右翼手・蝦名達夫から二塁手・牧秀悟、捕手の嶺井博希へと繋ぐ中継プレーで本塁生還を阻止する好プレー。味方の攻守に助けられながらゲームメイクした。

 4回は二死満塁まで攻めこまれながら、會澤翼をストレート勝負で左飛に打ち取りピンチ脱出。5回には先頭を三塁打で出塁させ秋山翔吾のタイムリーで失点したが、続く6回二死一塁の場面で近隣の花火大会がピークを迎えたところで一呼吸おき牽制刺と、集中力を絶やさずピンチの芽を摘んだ。

 バットでも2回、二死一塁の場面で左翼手の頭上を超えるタイムリーで同点に追いつく自援護打。次のイニングの一挙3得点の流れを呼び込んだ。

 投げては6回2失点のクオリティスタート、打者としても2打数1安打1打点と、中心選手としてチームを勝利に導いた。

 お立ち台に上った今永は「今日も結果ほど内容は良くなかったんですけど、嶺井さんがしっかりサポートしてくれて、周りの選手がサポートしてくれて勝ててよかったです」と振り返り、「とにかくこんなにも暑い中応援してくださるファンの方を前にして、本当に不甲斐ないピッチングはできないと、そのプレッシャーを跳ね除けて頑張りました」と胸を張った。

 三浦大輔監督も「調子自体はそんなに良くなかったと思うんですけど、悪いなりに踏ん張った。2点は取られましたけど、最小失点で収めた」と左腕のピッチングを評価。バッティングでも「先発投手として打席に立ったらできることを常に取り組んでくれてますし、キャンプでも話したとおりに、打席に立ったら一打者としてと言うことを、先頭に立ってやってくれています」と目を細めた。

 この日は夏の一大イベント「YOKOHAMA STAR☆NIGHT」の初戦。2016、17年に続いての勝利を飾り、これで3戦3勝の負け知らずとなった今永昇太。エースとしての役割を果たし、反撃の後半戦へ向け、明日の先発投手・濱口遥大にバトンを託す。

このニュースに関するつぶやき

  • 三塁コーチはなぜ森下君を回した?二死とはいえ投手だ。しかも次は秋山選手、アウトになっても少しは息を整える事ができる。監督も捕手との相性を考えるべきた。
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