エリザベス女王、ウィリアム王子一家のキッチンでのエピソードが明らかに(画像は『The Royal Family 2022年7月1日付Instagram「At a special parade at the Palace of Holyroodhouse エリザベス女王がウィリアム王子夫妻のキッチンに招待された際の秘蔵エピソードを、このほど王室伝記作家が明かした。夫妻が引っ越したばかりのアンマー・ホールに招待された女王は、改装工事を終えたキッチンについて個性的なコメントをしたという。
米伝記作家のサリー・ベデル・スミスさんが米メディア『People』のインタビューに応じ、エリザベス女王とウィリアム王子夫妻の微笑ましいエピソードを語った。
『Elizabeth the Queen: The Life of a Modern Monarch』の著者であるサリーさんは英王室取材歴20年のベテラン王室伝記作家で、『Vanity Fair』の寄稿編集者も務めている。
ウィリアム王子とキャサリン妃に長男ジョージ王子が誕生した2013年、エリザベス女王は英ノーフォク州のサンドリンガムに所有する邸宅アンマー・ホールを一家にプレゼントした。
1802年に建てられた邸宅は10室の寝室を備えており、敷地内には中世のアンマー村の建物の名残があるため、周囲の土地は指定記念物になっている。
ウィリアム王子一家に贈られた後、アンマー・ホールは2年をかけて大改装が行われ、ケンジントン宮殿に滞在していた一家がサンドリンガムに引っ越したのは2015年だった。
キャサリン妃は子供達と一緒にお菓子作りを楽しむなど、自らキッチンに立つことで知られている。サリーさんによると、改修が終わったアンマー・ホールに引っ越したばかりのウィリアム王子夫妻は、さっそくエリザベス女王を食事に招待したという。
同メディアが現地時間3日に掲載したインタビューでサリーさんは、当時このようなエピソードがあったことを明かしたのだ。
「私はあの当時のことを覚えています。邸宅には大きなキッチンと食事スペースがあるのですが、女王は『私はなぜみんながキッチンで時間を過ごすのか、理解できません』と言ったのです。」
ウィリアム王子一家は、今夏にケンジントン宮殿からウィンザーにあるアデレード・コテージに引っ越しする予定だ。新居はエリザベス女王が滞在するウィンザー城から歩いてすぐの場所にあるため、一家が女王を食事に招待する機会も増えそうだ。
この件についてサリーさんは「彼らは、完璧に女王の代理を果たしているのです」と言い、こう続けた。
「彼らは女王が誇りに思うような、献身的な姿を見せています。そのことが多分、女王に希望を与えているのでしょう。」
画像は『The Royal Family 2022年7月1日付Instagram「At a special parade at the Palace of Holyroodhouse,」』『Duke and Duchess of Cambridge 2019年5月21日付Instagram「Today The Duchess of Cambridge welcomed Her Majesty The Queen to her #RHSChelsea Back to Nature Garden.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)