燕・久保、投手・堀田に与四球後…野村弘樹氏「この経験を忘れてはいけない」

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2022年08月06日 09:14  ベースボールキング

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ベースボールキング

ニッポン放送ショウアップナイターで解説を務める野村弘樹氏
● ヤクルト 5 − 9 巨人 ○
<19回戦・神宮>

 5日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター ヤクルト−巨人戦』で解説を務めた野村弘樹氏が、ヤクルト・久保拓眞の投球について言及した。

 1−3の6回一死一、二塁で登板した久保は大城卓三を遊併に抑えたが、イニングまたぎとなった7回、先頭の岡田悠希を二ゴロに仕留める。しかし、続く投手・堀田賢慎に初球、2球とボールとなると、3ボール2ストライクから投じた6球目に四球を与えてしまう。

 野村氏は「今明らかにふっと気が抜けていますね。初球からボール、ボールで球速も全くでていない。打ってこないだろうと思って軽く投げてボール、ボールとなって、心理的に“ヤバイ”となるんですよ。僕も何度もこういう経験していますから、そこからストライクを入れにいっても四球というところで、一番やってはいけないことをやっているんですよね」とチクリ。

 久保は続く吉川尚輝の犠打で、二死二塁としたところで降板。後を受けて登板した大西広樹が代打・ウォーカーに適時二塁打を浴び失点する。

 野村氏は「僕はピッチャー目線で見てしまうので、久保のピッチャーの四球が結局重い1点を与えてしまったなと。ああいうところで久保はしっかりしていかないと、さらに信頼してもらうピッチャーになっていくためにはね。隙ですよね。この経験を久保を忘れてはいけないと思います。二度としてはいけないと思います」と投手に四球を与える怖さについて語った。

 大西は勢いのついた巨人打線を止められず丸佳浩、岡本和真に連続適時打、さらにポランコに2ランを許しこの回だけで5点を失った。

(ニッポン放送ショウアップナイター)
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