Ado、怒りを糧に歌う理由は「新しい世界で輝きたい」 “新時代”求める映画『ONE PIECE』歌姫キャラに共感

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2022年08月07日 10:00  ORICON NEWS

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写真映画『ONE PIECE FILM RED』の場面カット(C)尾田栄一郎/2022「ワンピース」製作委員会
映画『ONE PIECE FILM RED』の場面カット(C)尾田栄一郎/2022「ワンピース」製作委員会
 8月6日に公開された人気アニメ『ONE PIECE』(ワンピース)の映画最新作『ONE PIECE FILM RED』。新キャラクターとなるシャンクスの娘で歌姫・ウタ(CV:名塚佳織)の歌唱パートを担当するのが歌い手のAdoだ。アニメの主題歌・劇中歌を歌うのは今回が初で、「新しい自分が存在しているように思いました。私にとっての『新時代』になった作品」と語る彼女に、歌姫の歌唱を務めた心境や自身が歌う際の原動力などを聞いてみた。

【動画】神作画!圧倒的な歌唱力…可愛すぎるシャンクスの娘のMV(歌:Ado)

 シリーズ15作目、原作者・尾田栄一郎氏が総合プロデューサーを務める今回の劇場版は、世界中が熱狂する歌姫・ウタが初めて公の前に姿を現しライブが行われる、音楽の島・エレジアが物語の舞台。

 素性を隠したまま発信するウタの歌声は“別次元”と評されるほどで、そんな彼女の歌声を楽しみにきたルフィ率いる麦わらの一味たち、海賊、海軍、ありとあらゆる世界中のファンが会場を埋め尽くす中、ウタが“シャンクスの娘”という衝撃的な事実の発覚で物語の幕が上がる。

■『ONE PIECE』主題歌のお仕事にドッキリ疑う「洋服のですか?」

――『ONE PIECE』という人気作品に参加することになりました。最初にお話を聞いた時は、どのような心境でしたか。

【Ado】 『ONE PIECE』は、私が生まれる前から連載されている作品でしたので、偉大な作品に参加できたことは未だに夢みたいで、初めてお話をいただいた時は、うそかドッキリかと思いました(照れ)。

 事務所の方から「ワンピースのお仕事が届いたよ!」と聞いた時、「洋服ですか? 」と答えてしまいました(笑)。それくらい想像がつかないことで、「まさか、海賊のですか!?」と驚きました。自分の人生において、これから、とんでもないことが始まるのかも!?と感じました。メジャーデビューして2年も経っていない時に、このようなすばらしいお話をいただけて、恐れ多くも大変光栄です。

――作品に関われたことと同じように、“シャンクスの娘・ウタ”として歌うことも驚いたと思います。

【Ado】 ウタのビジュアルを見た時は、カラフルでかわいらしい印象を持ち、「このキャラクターに私の歌唱が乗るの?」と驚きました。シャンクスの娘などキャラ設定を知った時も、自分とは真逆で光のような印象でしたので不思議な感覚でした。

 本編でウタが歌うシーンを見た時、私の声だと自覚があるのですが、ウタというキャラクターを通して、知らない自分、新しい自分が存在しているように思いました。作中のキーワードの一つでもある、私にとっての「新時代」になった作品になりました。

 名塚さんのすばらしいお芝居(ウタの声)のあとに、私の声でウタが歌い始めた時は、個人的に「世界観の邪魔じゃないかな? 心配だな、大丈夫かな?」と思ってしまいました(笑)。これは私だけが抱く感情だったと思います。

■“歌姫”の言葉に違和感 歌う原動力は“負の感情”「僅かな希望を持って歌っている」

――シャンクスの娘という驚きの設定もですが、歌姫という設定にも緊張したのでは?

【Ado】 歌姫という設定に対しても、私の声で「歌姫で大丈夫? 間違えてないかな?」と恐れ多かったです。作品を通してですが、私の声に“歌姫”という言葉が付くことに違和感がありました。普段、私が歌っている曲は背中を押すようなものではなく、どちらかというとネガティブな感情を表現している曲が多いので…。そんな私に“歌姫・ウタ”の歌唱を任せることに、「大丈夫かな…?」と不安はありました。

――劇中では、ファンの期待にこたえて「新時代」に向かっていくウタの姿が描かれています。同じ歌い手として共感する部分はありましたか?

【Ado】 歌い手としてファンの期待にこたえる姿は、ウタの方がしっかりしているなと思いました(笑)。ウタのように「世界を救う」「世界を変える」という強い決意は、素直に「かっこいい!」と思いました。

 私の感覚的なところになりますが、私のファンのみなさんは「Ado」というコンテンツ(歌声、曲)に惹かれて期待し、応援していただいていると思います。その期待に応えたいというよりは、ファンの優しさに安心している部分があります。

 ウタのファンは救いの気持ちや、“新時代”への期待を込めて応援している部分があると思いますが、私のファンは救いや期待を求めているのではなく、ただただ「私の曲や歌声を楽しみにしてくれている」という感じがします。

――ウタが歌い続ける動機が、物語の核にもなっています。Adoさん自身、歌う際の原動力は一体。

【Ado】 私は歌う際、“感情”を大事にしていて、悲しみから生まれる怒りなど…ネガティブな部分を大切にしています。歌うことで「いつか、自分のことを少しでも好きになれたらいいな」という、僅かな希望を持って歌っているところもあります。

 嫌なことを言われたり、自分の考え方を否定された時だったり、「こんな世界は嫌だ」と感じた時の怒りや悲しみから、「私は違うすばらしい世界、新しい世界で輝きたい」という奮い立った“怒り”から生まれるエネルギーを糧に、これまで活動してきました。感情の中でパワーが大きいものは怒りや悲しみだと思っているので、私の原動力はここだと思います。

 ウタと私の歌うことに対しての原動力は違うと思いますが、今の世界に対して疑問を持つことや、新時代への希望という部分は共感できたので、レコーディングは歌いやすかったです。振り返ると私とウタは少し似ている部分があったような気がします。


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