東京の若者54%「地方暮らししてみたい」 - 理想の移住先1位は?

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2022年08月08日 09:41  マイナビニュース

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トラストバンクは8月3日、「若者の地方暮らしに対する意識調査」の結果を発表した。同調査は7月22日〜26日、東京圏(埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県)に住む15〜29歳の男女1,009名を対象に、インターネットで実施した。


地方暮らしをしてみたいか尋ねたところ、54.2%が「はい」と回答した。そのきっかけを尋ねたところ、「実際に地方へ行った経験」(31.3%)が最も多く、「地方暮らしに関する家族・友人・知人の影響」(24.9%)、「新型コロナウイルスの感染拡大」(23.6%)と続いた。



地域の魅力について聞くと、最も多い回答は「のんびりと暮らせそう」(68.7%)だった。次いで、「自然豊かで癒されそう」(42.6%)、「都心よりも物価が安そう」(39.3%)となっている。


社会人として働く場合、どのような地方暮らしが理想であるか尋ねたところ、「地方に自宅を持ち、都心の会社に勤め、自宅でテレワークする暮らし」「地方に自宅を持ち、居住地もしくはその地域に勤める暮らし」(35.1%)が同率1位という結果になった。「地方と都心の両方に自宅を構える2拠点生活」は14.4%、「地方の自宅から都心まで通勤」は9.5%だった。


どのような条件がそろえば移住したいと思うか聞くと、「金銭面」(61.1%)が最も多く、「地方での働き先」(41.5%)、「自身のスキルや経験」(30.3%)が続いた。



移住先を決める際の必須条件を尋ねると、「公共交通機関の利便性」(42.8%)、「都心へのアクセス」(40.2%)という回答が多かった。地方暮らししたら挑戦したいことでは、「文化やスポーツなど趣味」(35.1%)、「自給自足など農作業」(33.6%)が多く支持されている。


どの地域なら、理想の地方暮らしが叶えられそうであるか尋ねると、最も多い回答は「北海道」(15.9%)だった。「長野県」(9.1%)、「山梨県」(7.9%)と続いている。


現在や将来、仕事を通じてSDGsや社会課題の解決に取り組んでいる、あるいは取り組みたいと考えているか聞くと、53.5%が「はい」と回答した。「はい」と回答した人のうち、地方移住に関心がある人は68.1%となっている。「いいえ」と回答した人は、地方移住への関心も29.6%と比較的低くなる傾向にあることもわかった。



地方移住したら新たに始めたいことを尋ねたところ、社会課題に取り組む意欲がある人のほうが「サステナブルを意識した暮らし」(31.0%、全体比+6.5%)、「起業」(27.2%、全体比+5.6%)、「ボランティア活動」(26.1%、全体比+5.1%)について意向が高かった。(フォルサ)

このニュースに関するつぶやき

  • 確かに地方だと東京より物価は安いだろうけど…………足りないものは通販でと考えてるなら甘いぞ?自然災害で流通が止まる羽目になったら良くて三日は遅延するから北海道は。
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