構想外のマリアーノはレアル・マドリード残留か…高年俸を優先し退団を望まず

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2022年08月08日 16:34  サッカーキング

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写真レアル・マドリードでは出場機会が限られているマリアーノ [写真]=Icon Sport via Getty Images
レアル・マドリードでは出場機会が限られているマリアーノ [写真]=Icon Sport via Getty Images
 レアル・マドリードに所属しているドミニカ共和国人FWマリアーノ・ディアスに、今夏クラブを離れる意思はないようだ。スペインメディア『マルカ』が7日に報じている。

 出場機会の少なさからマリアーノは今夏のレアル・マドリード退団が決定的と見られていたが、選手自身の希望は異なっていたようだ。『マルカ』によると、マリアーノ自身は現在レアル・マドリードから受け取っている450万ユーロ(約6億2000万円)の年俸を求めており、これが原因で買い手が見つからない状況だという。レアル・マドリードはマリアーノを構想外とみなしているものの、選手自身は現行契約が満了を迎える2023年夏までクラブに留まることを望んでいる模様だ。

 また、『マルカ』はマリアーノがレアル・マドリード退団に近づいたのは昨夏のわずか1回のみだったと指摘。当時、バレンシアからレアル・マドリード以上の年俸で2年契約を提示され、マリアーノも移籍に前向きな姿勢を示した。しかし、合意寸前のところで移籍交渉は破談したという。理由は明かされていないものの、マリアーノからの要求がプレーレベルに見合わないもので、当時クラブを率いていたホセ・ボルダラス監督がその要求を拒否したためだと噂されている。以降はラージョからの関心が報じられた時期こそあったが、現在に至るまでマリアーノ獲得に本腰を入れて乗り出すクラブは現れていないようだ。

 現在29歳のマリアーノは2011年にレアル・マドリードの下部組織に入団。2016年8月にトップチームデビューを果たし、翌年にリヨンへ完全移籍した。2017−18シーズンのリーグ・アンで34試合に出場し18ゴールを挙げると、翌2018年夏にレアル・マドリードが2100万ユーロ(当時レートで約27億円)の買い戻しオプションを行使して再獲得。ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドの退団によって空き番号となっていた背番号「7」を任されるなど期待が集まっていたが、負傷の影響もあって稼働率が低下。フランス代表FWカリム・ベンゼマの牙城を崩せていなかった。以降はメンバー入りもままならないシーズンが続いており、レアル・マドリード復帰後の4シーズンでは1907分のみ(フル出場に換算すると21試合分)のプレー時間にとどまっていた。

 今シーズンもカルロ・アンチェロッティ監督はベンゼマのバックアッパー問題に直面しているが、現状ではマリアーノは戦力にカウントされていないようだ。セルビア代表FWルカ・ヨヴィッチ、スペイン人FWボルハ・マジョラルの退団によって、現在クラブに在籍している純粋なセンターフォワードはベンゼマとマリアーノのみとなっている。しかし、プレシーズンマッチでは本職がウイングのベルギー代表FWエデン・アザールやブラジル代表FWロドリゴらの"ゼロトップ起用”を試しており、マリアーノがベンゼマの代役を務める見込みは非常に薄いと言えるだろう。

 マリアーノは来夏で契約が満了を迎えるため、現時点での序列を考慮すると、フリーでの退団が濃厚と見られている。新シーズンもプレー時間が限られる可能性が高い中、マリアーノはクラブに留まる道を選択するのだろうか。
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